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当社の設計施工で工事が進められている「(仮称)京町堀一丁目計画」の施工が大詰めを迎えています。本工事は、NTT都市開発株式会社様とそのグループ企業でホテル事業を展開するUDホスピタリティマネジメント株式会社様が開発するホテルを建設する工事です。
ホテル名称は「voco大阪セントラル」に決定しました。
IHGホテルズ＆リゾーツが展開するプレミアムホテルブランド「voco」は本件が日本初進出となります。

ホテル名称	voco大阪セントラル
事業主	NTT都市開発株式会社
施工場所	大阪市西区京町堀
設計・監理者	株式会社錢高組一級建築士事務所 株式会社アパアソシエイツ
竣工予定	2023年1月(予定)

本計画建物は地上13階、延床面積約10,600㎡、客室数191室のホテルで、2023年(令和5年)夏の開業が予定されています。
建設地は大阪中央部を縦断する四つ橋筋沿いで、大阪メトロ四つ橋線「肥後橋駅」や御堂筋線「淀屋橋駅」からも近く利便性の高い商業地区です。

本工事の敷地には元々1926年(大正15年)に建設された近代建築「京町ビル」が建っていました。旧京町ビルは1948年(昭和23年)から1960年(昭和35年)まで当社が本社として使用し、その後は当社の関連会社等が使用していました。
本敷地周辺の京町堀エリアは、古くから商人が市場を開き庶民の町として栄え、大阪の発展に貢献してきた場所です。現在では個性豊かな店舗が集積しており、今もなお活気のある賑わいを感じさせます。

本計画建物は外装やロビー内装に旧京町ビルのデザインを取り入れ、その記憶を継承しています。
京町堀の持つ歴史を尊重し、ホテルを起点とした周辺エリアでの更なる賑わいを目指し、竣工に向け関係者一丸となって取り組んでいます。