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プロジェクトストーリー

工事レポート Reports

    中部 2021年以降

工事概要

工事名
(仮称)岡崎商業施設新築計画 基盤整備工事
発注者
三井不動産株式会社
工事場所
愛知県岡崎市舞木町字金森200他
工事概要
切土盛土工 19.1ha
既設道路の拡幅工
国道及び交差点改良工
橋梁拡幅工
道路上空ブリッジ工 他

本工事は三井アウトレットパーク 岡崎 の新築工事に伴い、当該施設用地の造成や、既設道路の拡幅工、国道及び交差点改良工、橋梁拡幅工および市道池金本宿線を跨ぐ道路上空ブリッジの設計・施工などを行う工事です。

2025年11月4日(火)のグランドオープンに向け、2023年4月から道路工事が進められてきました。

敷地造成状況
道路舗装状況
既設橋の拡幅工事
歩道橋、施設の整備状況

高炉スラグ微粉末高含有コンクリートの適用

道路上空ブリッジの基礎において、環境配慮型コンクリート「CELBIC」の設計・施工法を基本にしたコンクリートを使用しました。

CELBICは、コンクリートの原材料として使用するセメントの1070%を製鉄所で鉄鋼の精錬時の副産物として発生する「高炉スラグ微粉末」に置き換えることで、コンクリートの材料に由来するCO₂排出量を削減します。

本工事では、CELBICのC種クラス相当のコンクリートを使用することで、普通コンクリートを使用した場合と比較して、28.8t-CO2CO2排出量を削減しました(削減率:63.6%)。

本件は、20257月に開催された日本コンクリート工学会の第47回コンクリート工学講演会において「高炉スラグ混和材高含有コンクリートの橋梁下部工への適用」(著者:大屋戸理明, 薗井孫文, 國岡大亮, 秋山博)として、学術論文に取りまとめて論文発表しております。

CELBICの詳細については下記URLをご参照ください。

https://www.zenitaka.co.jp/sustainability/environment/celbic.html

適用した橋梁

本橋は市道池金本宿線の上空に架橋され、北側敷地と南側敷地をつないでいます。主桁はプレキャストで製作し、夜間に一括架設を行いました。

橋梁形式 プレテンション方式単純床版橋
橋長 24.0m
下部構造 ラーメン式橋台
道路上空ブリッジ概略図
高炉スラグ微粉末高含有コンクリートを使用した道路上空ブリッジ基礎打設状況
夜間の桁架設状況
道路上空ブリッジの完成写真

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