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南海ターミナルビル再生計画
第52回BCS賞特別賞を受賞 「南海ターミナルビル再生計画」
外観
南海ターミナルビル再生計画は、10年近くにわたる大阪ミナミの都市再生プロジェクトで、昭和初期の歴史性を「伝統」として保存し、都市としての公共空間を再生することでミナミの町に新たな活力を誕生させ、第52回BCS賞特別賞に選ばれました。2011年11月18日、帝国ホテルにて表彰式が開催され、建築主、設計者と共に施工者として表彰を受けました。
当社は、このうちの高島屋大阪店増床工事、新事務所棟建設工事および既存本館、地下街、南海電鉄なんば駅コンコースへの接続工事を担当しました。
工事は初めに高島屋敷地東側に地下2階地上11階建の新事務所棟を建設しました。次に旧事務所棟を解体し、地下2階地上11階建の店舗を建設しました。
大阪ミナミの繁華街での工事であり、通行される人や車両など周辺環境に特に配慮したものとなりました。
BCS賞(主催:社団法人 日本建設業連合会)は、「優秀な建築物をつくり出すためには、デザインだけでなく施工技術も重要であり、建築主、設計者、施工者の三者の総合力が必要である」という思想に基づいてこの三者を表彰する賞です。受賞作品は、わが国の代表的な建築物として国内外に広く紹介されます。
BCS賞授賞式(2011年11月18日)
東面外観
工事概要
工事名 | 高島屋大阪店新本館増床第1期工事 |
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施工場所 | 大阪市中央区難波 |
建築主 | 株式会社 高島屋 |
設計・監理 | 株式会社 プランテック総合計画事務所 |
工期 | 2006年11月~2010年3月 |
構造・規模 | 地下SRC造 地上S造 地下2階 地上11階建 |
建築面積 | 4,104m2 |
延床面積 | 44,618m2 |