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当社が施工を行った岩手県葛巻町の新庁舎の開庁式が行われました。
開庁式は11月1日(火)に関係者約120名が出席して行われ、施設の愛称は「葛巻」と「人が集まる」を組み合わせた「くずま～る」に決定しました。
開庁式では葛巻町の鈴木重男町長より「社会情勢が大きく変わろうとしている状況で、逆境の時こそ好機と捉え、持続可能なまちづくりを展開していく」とのご挨拶をいただき、関係者によるテープカットが行われました。

事業主	葛巻町長　鈴木 重男
施工場所	岩手県岩手郡葛巻町
設計・監理者	三菱地所設計・中居都市建築設計JV
竣工	2022年10月

「くずま～る」には行政や商工、金融の機能が集約されており、町民の交流場所として多目的ホールや図書・サロン・勉強カフェも整備されています。各スペースの愛称は、多目的ホールが「まき×まきホール」、図書・サロン・勉強カフェが「まなベース」、フリースペースが「ふり～じゅ」、今後整備する大屋根広場が「びっぐテラス」にそれぞれ決定しました。

新庁舎には町の掲げるキャッチフレーズ「ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち」にちなみ、内外装にはミルクカラーやワインカラーを用い、外部にはワインボトル型の木製ルーバーを採用。床や壁に葛巻町産木材を使用し親しみのある空間を創出するとともに、屋根の上に太陽光パネルを設置し、地中熱を冷暖房に利用するなど、町のキャッチフレーズを体現する環境に配慮した施設となっています。