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彩の国くまがやドーム
2003年03月 UP
上空より全景を望む
「彩の国まごころ国体」のメイン会場施設である「彩の国くまがやドーム」。「ラグビータウン熊谷」を象徴するラグビーボールをイメージした直径255mの膜屋根は我が国最大級を誇ります。
季節や天候に左右されることなくスポーツを楽しめる施設として、またフェスティバルなどのイベント会場として、文化活動の中心となる施設です。
工事概要
工事名称 | 埼玉県営スポーツ文化公園屋内運動施設(仮称)新築工事 |
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発注者 | 埼玉県 |
設計監理 | 株式会社 石本建築事務所 |
施工場所 | 埼玉県熊谷市大字上川上地内 |
完成 | 2003年3月 |
工事概要 | S+RC造 地下4階 |
建築面積 | 30,324.83m2 |
延床面積 | 32,803.24m2 |
最高高さ | 38.5m |
用途 | 屋内運動施設 |
建物 Building
■国内最大級の膜屋根
体育館(アリーナ面積約3,300m2)と多目的運動場(グラウンド面積約11,000m2)にかかる大屋根は、膜屋根と金属屋根のハイブリッド構造を採用しています。
■環境共生型施設
豊かな太陽熱エネルギーを有用利用するため、屋根には太陽電池パネルと太陽集熱器を設置しています。大屋根の上部に凹型の換気開口を設置して屋根面を流れる風がドーム上部に溜まる熱気を排出するほか、大屋根に溜まる雨水も有効利用する環境共生型施設です。
施工 Construction
■大屋根の架構
基礎の上に250m×135mの外周リングを繋げた後、仮設支柱を使ってドーム屋根鉄骨を組上げます。ドーム屋根は、直径350mmの直鋼管と十字型の接合部(ノード)とで構成されており、部材間はすべてネジ式で接合しています。
架構は地上でノード1個と鋼管2本をL型に組んだものを支柱の上に組み上げます。
単層格子シェル構造
L字形にして架設
ドーム鉄骨工事