ZENITAKA Topics

東京湾ウォーターフロントの一角、港南地区に40階建の超高層マンション「コスモポリス品川」が誕生しました。品川駅徒歩10分の立地、40階建の眺望、ハイグレードな都市生活を実現したコスモポリス品川は、錢高組が超高層マンションの暮らしに新しい答えを提案した建物です。

開発主体	株式会社リクルートコスモス
発注者	みずほアセット信託銀行株式会社
設計者	錢高組一級建築士事務所 株式会社リクルートコスモス一級建築士事務所 株式会社ユーエスアイ・エンジニアリング
監理者	錢高組一級建築士事務所
施工場所	東京都港区港南三丁目
完成	2005年3月
工事概要	RC造（超高層Hi-RC構造）地下3階、地上40階、塔屋2階
建築面積	2,487.81m2
延床面積	77,227.76m2
最高高さ	136.95m

■シンプル＆リッチ
外観にはグリッドラインを主要なモチーフに仕立て、柔らかなアースカラーが基段部から天空に抜けるシンボリックで表情豊かなデザインを採用しています。
「シンプル＆リッチ」をデザインコンセプトに、多くの方々に愛され長く住まう棲家・次世代に受け継がれ地域のランドマークとなりえる超高層タワーマンションを目指し、計画されました。

■豊かな水と緑の杜
オープンスペースを持たせた外部空間は、豊かな水と緑の杜をイメージし、「遊歩道」「広場」「ファニチャー」「光」を有機的に繋ぐストーリーがあり、都市生活者に安らぎをもたらします。

■機能性、デザイン性にすぐれた住空間
広がりのあるワイドフロンテージの採用とタワーの高さからくる開放感、見事な眺望を最大限取り込んで、世代を超えて住むことのできる住空間を目指しました。

■基礎工事
地下工事では土留め壁として敷地の約半分で既存建物の外壁を利用、残りの半分にソイル連続壁を施工するという複雑で困難を極めるものでした。
また、解体したコンクリートは路盤材として再利用するなど環境にも十分配慮して施工しました。

■プレキャスト工法
柱、梁、床には工場生産によるプレキャスト部材を採用。高水準の品質確保と工期短縮を実現しました。

■耐震性
平面形状が長方形であることから、短辺方向には低降伏点鋼パネルを用いた制震ダンパーを組み込み、大地震時の揺れを低減させています。