お問い合わせ サイトマップ Jp En 検索
menu

ZENITAKA Topics

工事レポート

当社施工部を含む「うめきた」東海道線支線に大阪駅(うめきたエリア)が開業します(3/18 開業)

2023年03月 UP
当社施工部を含む「うめきた」東海道線支線に大阪駅(うめきたエリア)が開業します(3/18 開業)

当社施工部を含む大阪駅北側「うめきた」地区では2023年2月13日(月)に鉄道が地下化されており、今回、地下のホームが3月18日(土)に開業を迎えます。

本工事はJR東海道線支線の大阪駅北付近の約2.4km部分を地下化することにより、踏切除却(1か所)と高さ制限のある既設交差部分の大規模改築(2か所)を行うものです。当社はこのうち、北2トンネル工区(施工延長310m)の施工を担当しました。本工事により、これまで鉄道で分断されていた地域が一体となり、都市の活性化が期待されています。

本事業と併せて大阪駅北側に大阪駅(うめきたエリア)が整備されます。従来走行ルートの関係で大阪駅に停車できなかった、関西国際空港のアクセス列車である特急「はるか」、和歌山方面行きの特急「くろしお」が大阪駅(うめきたエリア)に停車する予定で、これにより大阪駅地域と関西国際空港・和歌山方面のアクセス向上が期待されています。

工事概要

工事名 JR東海道線支線北2地区T新設他工事
発注者 西日本旅客鉄道株式会社
設計者 ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社
施工場所 大阪市北区
完成 2022年2月
 

うめきた協議会の発足と社会貢献活動、現場見学会の実施

本工事は2016年2月、他工区に先駆けて工事が始まりました。本工区の所在する「うめきたヤード」では多くの建設会社が工事を行っていました。その中で「うめきた協議会」を発足させ、情報共有の徹底と共同での騒音・振動・粉じん対策を行うなど、各社と一体となり工事に伴う近隣の方々への影響を最小限に抑えるための対策を徹底しました。また「うめきた協議会」では地元一斉清掃などの社会貢献活動も実施しました。

また当工区はプロジェクト第1着手工区として、見学会対応の拠点となったため、デジタルサイネージを導入し、工事概要を閲覧できるようにしたほか、地域にお住まいの方々を対象とした現場見学会を開催するなど、情報発信にも力を注ぎました。

当社はこれからも、建設工事による地域の活性化に加え、地域にお住いの方々をはじめとする皆さまに向けた情報発信と、地域貢献の活動に力を入れて参ります。

親子見学会の様子