錢高組に入社した理由や動機、転職の経緯を教えてください。

他の業界に転職してからも、かつて自分が携わった構造物の近くを通ると、つい立ち寄り、当時の苦労、喜びを思い出しては感慨深くなったものでした。行く先々で構造物を通して、自分が当時いろいろな方々と過ごした歴史が思い起こされ、日増しに建設業界へ戻りたいという気持ちが強くなっていきました。そのような時に、錢高組でキャリア採用の募集をしていることを知りました。
300年を超える歴史の中で建てられた多くの建物や橋の画像を見ていると、錢高組のこれからの歴史に、自分も少しでも関わりたいと思い、応募しました。

仕事の魅力・やりがいを教えて下さい。

建設業の醍醐味は、やはり、ものづくり。事務職でもその喜びに触れられるところだと思います。自分が直接携わったプロジェクトはもちろん、子供の手を引いて街を歩いている時に、「この建物は、お父さんの会社が建てたんだよ」と話す時の誇らしさは、自分の仕事への誇りとして感じられます。錢高組では歴史的な建造物も数多く手掛けていますから、先人の築いた多くの建造物を前に、自分の会社の誇りを感じることができます。

入社前と入社後で会社のイメージは変わりましたか？入社して感じた雰囲気について教えてください

入社前は、昔ながらの建設会社という堅いイメージで、うまくやっていけるか、溶け込めるかと心配でしたが、社員の方々は皆さん明るく、すぐに新しい仲間として受け入れてくださいました。素朴で気取らず、温和な雰囲気だと思います。
一方、仕事にはとても真面目で、真摯に向き合っています。真剣に集中している時と、そうでない時とのメリハリもあり、初めはそのギャップに驚きました。総じて皆さん素朴で真面目です。

これからどんな方が入社されることを期待していますか？

プロジェクトは少ない人数でも時間のロスなく進めなければなりません。お互いに自分の縄張りだけを守っていては、メンバー間で距離ができてしまい、意思の疎通が図れず、大きなトラブルに発展しかねません。
建設業はチームプレーです。案件規模によっては10～20人の施工管理が入るプロジェクトもありますし、研究開発の方が入るケースもあり、社内関係部署の調整も多く発生します。様々な関係者の調整が必要な難題に対して、自分なりに考えて、次の行動に移していくことで、工事事務の業務範囲は大きく広がっていきます。そして、そこにやりがいがあります。お互いに垣根を越えてフォローし合える、プロジェクトを一緒に完成させる仲間意識が大切だと思います。