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工事レポート

「六ヶ所研究所 ブランケット工学試験棟」が運用開始

2022年11月 UP
「六ヶ所研究所 ブランケット工学試験棟」が運用開始

画像提供:国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 六ヶ所研究所

国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構の「六ヶ所研究所」で当社が施工を担当した「ブランケット工学試験棟」の本格的な運用が始まりました。

当施設では建物の完成後に進められてきた4つの安全性実証試験装置群の整備が完了し、10月31日(月)に現地にて関係者など約30名が出席し「ITER-TBM安全実証試験装置運用開始式典」が行われました。11月1日(火)より本格的な安全性確認のための認証試験が始まっています。

工事概要

物件名 六ヶ所研究所 ブランケット工学試験棟
事業主 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
施工場所 青森県上北郡六ヶ所村
完成 2021年4月
 

当施設では将来のエネルギー源として期待される人類初の核融合実験炉の開発に向けた国際プロジェクト「ITER-TBM計画」の一翼を担う試験が行われます。
ITER(イータ―)は現在南フランスで建設が進められている国際熱核融合実験炉で、日本、欧州、アメリカ、ロシア、韓国、中国、インドの参加7極により計画が進められています。
ITER-TBM計画は、核融合炉においてエネルギーを熱として取り出し、発電に使うための「核融合炉の心臓部」と言える構造物「ブランケット」の性能を試験するもので、4極(日本、中国、欧州、韓国)がそれぞれ独自又は共同で開発したブランケット試験体(TBM)を持込み性能を比較するという計画です。

当施設では日本が製作するTBMの機能実証試験の一環として、特に高温高圧水の安全取扱に関し、核融合炉内環境を再現した条件下で確証する各種の実験装置が設置されています。当施設で試験を行ったTBMは南フランスのITERに据え付けられ、数億度に達する炉心プラズマの間近で実証試験を行うことになります。