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技術とサービス

山岳トンネル発破の低周波音低減装置『サイレンスチューブ』

「サイレンスチューブ」が周辺環境を守ります

サイレンスチューブは、山岳トンネルでの発破掘削に伴う低周波音を低減する音響管装置で、トンネル坑内に設置するだけで大幅に低減することができます。

一般的に山岳トンネルの施工においては、騒音対策として防音扉を設置しますが、発破に伴う低周波音に対しては防音効果が低いため 複数の扉を設置する必要があるなどコストが増大するといった課題がありました。

本技術は、トンネル坑内に低減させたい周波数ごとに独立した音響管『サイレンスチューブ』を組み立てて配置するため、 従来の共鳴を利用した消音装置に比べて1本あたりの音響管はコンパクトになり、設置や移設が容易に行えます。

本技術は、錢高組と株式会社IHIの関係会社である株式会社アイ・エヌ・シー・エンジニアリングとの共同開発によるものです。