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技術とサービス

トンネル内空変位可視化システム『A-Flash計測』

迅速な変位状況把握で現場の安全・安心を図ります

山岳トンネル掘削時に大きな変位が生じるような地山では、壁面変位計測(計測工A)の頻度を増やして変位の増加量を早期に把握する必要があります。しかし、従来の変位計測結果は、担当者が計測データをPCで処理する必要があり、結果を迅速に現場関係者に伝達することが課題となっていました。本システム『A-Flash計測』は、トンネル壁面に設置した受光センサーにより、天端沈下量や、内空変位量(壁の変位)を光の色(LED)でリアルタイムに可視化することで、迅速な現場の安全管理や補助工法などの安定対策の実施が可能となります。

本システムは、従来の計測工Aの位置に受光センサーを設置し、測量用のトータルステーションのレーザー光を、受光センサーに照射します。受光センサーは、レーザーの受光位置に応じて変位量の管理レベル(通常体制、注意体制、要注意体制、厳重注意体制)に対応する色をLEDで発光します。これにより、LED発光色の目視よって、現場関係者がその場でリアルタイムに管理レベルの状態を把握でき、現場の安全・安心につながるとともに、迅速な補助工法などの対策を行うことが出来ます。

NETIS登録番号:KT-150056-A「A-Flash計測システム」

『A-Flash計測』 変位可視化センサーの設置状況

『A-Flash計測』 変位可視化センサーの設置状況

『A-Flash計測』システムの概要

『A-Flash計測』システムの概要