MAEDA HARUHIKO
前田 治彦
1995年入社
土木工学科 卒業
東京支社 土木支店 関東地整H28西葛西中堤護岸
現在取り組んでいるのは東京都江戸川区の荒川と中川に挟まれた中堤護岸の老朽化対策と堤防の嵩上げにより、洪水・高潮に対する安全性向上を目的とする事業です。この工事は都道永代・葛西橋線の葛西橋の上下流に位置する工事延長約370mの護岸補強改築工事です。昔から台風と満潮に伴う水害が多かった地域ということですが、整備の一環として土木工事を通じて地域の人々の安心・安全な暮らしに寄与する、社会インフラの「地域を守っている」という自負は土木施工の仕事のやりがいだと思います。
私の職務である作業所長は、現場で起こることは全て自分の責任となるため、その責務の大きさを実感しています。作業所職員・作業員の先頭に立って、いろいろな問題・試練と向き合い、解決した時の嬉しさは“ひとしお”です。
土木の仕事は、橋やトンネルおよび道路などの社会資本を整備し、人々の生活を便利で豊かなものにするという使命があると思います。その社会的使命感を常に感じ、モノづくりを完成させた達成感を味わいたく仕事に取り組んでいます。そして現場所長としての役目、それは何より今行っている業務をやりとげること。そして社内外の人をまとめ、「現場」という一つの組織をマネジメントするプロフェッショナルに徹することだと思います。
私がこれまで関わったプロジェクトで代表的なものとして、山陽自動車道、舞鶴自動車道の道路工事があります。その他に電鉄の駅舎工事、国交省発注の共同溝工事等々…月並みですが、土木構造物を造り上げたものは地図に残る仕事である点もこの仕事の醍醐味だと思います。私にとって、それぞれの工事が忘れらません。 完成後何年か経った後、偶然通りかかった時は「アッ!ここは…」と思い出して当時を懐かしむことがこれまでに何度もありました。
現場の仕事はあらゆる問題解決の連続です。学生時代に想像していた以上に現場はいたる所で色々な問題が発生しますが、これを一つひとつ解決していかなければ現場がストップしてしまいます。この大変さは入社してから身をもって実感しました。そういった経験から資質として大事だと感じるのは、人との付き合いです。社内はもちろん、発注者や協力会社など多くの人と関わり、コミュニケーションを図っていかなければなりませんので、「人と人との付き合い」が苦にならない人、楽しめる人が向いていると言えます。
私が学生だったのは20数年前ですが、就職活動の際に見に行ったダムなどの現場のスケールの大きさに惹かれて、工事の最前線で携われる仕事に就こうと決めました。色々大変なこともありますが、今では自分の天職であると感じ、充実した日々を過ごしてます。
about work
one day schedule
off time
休みの日には、気分転換と発散を兼ねて、ゴルフの打放し。