ABOUT
様々な時代を造ってきた錢高組300年を超える歴史。
その経験と実績の上に、一人ひとりが輝ける舞台がある。
1705年
番匠屋錢高家は、江戸時代より宮大工の棟梁を代々家業としていました。1705年9月18日の業祖錢高林右衞門が棟梁として建立に携わった本願寺尾崎別院(現在)の落慶を創業としています。
17051891年
明治20年代の紡績業の隆盛はめざましく、多数の紡績工場が誕生し、“東洋のマンチェスター”とまで言われていました。そんな中、当社が初めて独力で手がけた工事が、1891年に竣工した尼崎紡績の工場建設でした。同社は兵庫県に登場した初の本格的紡績会社で、のちに大日本紡績(現・ユニチカ株式会社)と改称し、日本最大の紡績会社となります。
18911931年
関東大震災の被害復旧として1929年に東京市土木局(当時)から発注され、当社が施工。浅草の繁華街に近いため人通りが多く、また航行する船舶の多い中での旧橋を同時に撤去する工事でした。 1931年6月に開通。橋脚の掘削工法は、当時アメリカから技術導入されたニューマチックケーソン工法で、これが我が国初の請負契約工事となりました。
19312004年
世界的にも珍しい完全地下型の現代美術館を建設する工事でした。地上部のエントランスゲートは「竹の生命力と現代美術の発展・成長」をイメージして設計され、地下の各ゾーンと地上との連続性を生み出しており、美術館のシンボルであると同時に地域全体のゲートウェイとして親しまれています。
20042014年
当社は国家的大型プロジェクト「柏の葉スマートシテ ィ」の中核施設「柏の葉ゲートスクエア」を手がけ、「未来型都市」と呼ばれる最先端の設備を導入した高機能複合施設の実施設計と施工に単独で携わりました。このプロジェクトは内閣府より総合特区、 環境未来都市の認定を受けています。
20142018年
2014年2月より工事総延長2630m、橋梁梁長525m(3径間斜張橋)工期4年間大型プロジェクトが本格的にスタート。東アフリカ初の斜張橋としてウガンダ国における北部回廊の輸送能力を増強し、安全な交通を確保することができると共にウガンダ国だけでなく東アフリカ地域各国(ケニア、タンザニア、ルワンダ等)の農業、産業振興や貿易、投資の拡大に寄与することが期待されています。
20182021年
当社が建設を進めていた、水都大阪のシンボルとして期待される大阪市の新しい美術館「大阪中之島美術館」が竣工。30年以上の年月を経てプロジェクトが進み、2022年2月2日より開館しました。開館前から新聞・テレビなどでも報じられ、大阪から世界へ、文化芸術の発信に多くの期待が寄せられています。
2021~2025年
大阪市中心部を南北に縦貫し、新大阪駅と関西国際空港を繋ぐ新たな都市鉄道「なにわ筋線」整備が本格化。当社は「西本町駅」の駅部土木工事を担当しており、2020年12月よりプロジェクトがスタートしました。一大プロジェクトへの参画を通して、社会資本整備と大阪都市圏の発展への貢献を目指しています。
~2025