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南三陸町第一号となる復興公共工事が完成

2016年03月 UP

南三陸病院・総合ケアセンター南三陸

南三陸町の復興工事第一号の大規模公共工事となる南三陸病院・総合ケアセンター南三陸が完成しました。東日本大震災で壊滅的な被害を受け、解体された公立志津川病院に代わって、南三陸病院・総合ケアセンター南三陸は高台に移設し、南三陸町の医療・保険・福祉の拠点となるもので、南三陸町の住民が一日も早く安心して生活できるよう「南三陸町震災復興計画」の最重要施設として位置づけられています。

南三陸病院・総合ケアセンター南三陸全景

南三陸病院・総合ケアセンター南三陸全景

概要

施工場所 宮城県本吉郡南三陸町志津川
建築主 南三陸町
設計・監理 株式会社 岡田新一設計事務所
建物用途 病院・庁舎
構造・規模 南三陸病院:RC造 3階建 基礎免震構造
総合ケアセンター南三陸:RC造 2階建
みなさん通り:S造
病床数 90床
建築面積 6,233.97m2
延床面積 12,267.92m2

2015年11月25日に行われた落成式

石碑

南三陸町では震災後第一号となる大規模公共工事であり、県内外はもとより国外からも様々な方が視察に訪れ、職員一同が光栄な現場を任されたという思いで施工に携わりました。

慢性的な職人不足の中、労務確保と工事の進め方には最も配慮しました。着工から完成まで活気のある声の掛け合いを続け、南三陸町に元気と笑顔を届ける現場となることを目指しました。

新病院は、建設費の約4割が台湾赤十字からの義援金によるもので、落成式では、佐藤仁南三陸町長が台湾の支援に対する謝辞を述べられ、敷地内に「台湾の皆さんありがとう」と刻まれた記念碑が設置されました。