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伏木富山港新湊大橋が土木学会田中賞を受賞
2013年05月 UP
伏木富山港新湊大橋が2012年度土木学会田中賞(作品部門)を受賞しました。新湊大橋は、富山新港の港口をまたぐ日本海最大級の全長600mの斜張橋で、当社は西側側径間部120mを担当し、2012年9月23日に開通しました。

全景
概要
橋名 | 新湊大橋 |
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施工場所 | 富山県射水市堀岡新明神 |
事業主 | 国土交通省北陸地方整備局伏木富山港湾事務所 |
設計 | 株式会社 オリエンタルコンサルタンツ |
工期 | 2007年9月28日~2010年2月26日 |
橋長 | (全長)600m (当社施工区間)120m |
構造形式 | 主橋梁部:5径間連続複合斜張橋(当社施工区間:2径間連続PC箱桁) |
新湊大橋は、東西の側径間がPC(プレストレストコンクリート)箱桁、主径間が鋼製箱桁の複合構造となっています。大型船が通過できるよう主桁は海面から約50mで、桁の下面は全天候型の自転車・歩行者道を吊り下げる構造となっています。また、阪神大震災級の地震が発生しても倒壊しないよう、免震支承やオイルダンパー等を備えた制振構造です。

側径間支保工組立状況

施工全景1

側径間施工完了
土木学会田中賞とは
土木学会田中賞は、公益社団法人土木学会が設けている土木学会賞のひとつとして、橋梁・鋼構造工学での優れた業績に対して授与される賞です。その名称は隅田川に架かる永代橋、清洲橋など数々の名橋を生み出した田中豊博士の偉業に由来しています。田中賞は、研究業績部門、論文部門、作品部門の3部門からなります。
本橋が受賞した作品部門は、橋梁およびそれに類する構造物の新設または改築において、計画・設計・製作・施工・維持管理などの面において優れた特色を有すると認められたものに授与されます。