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野田総理が当社震災復旧の「高徳海産本社・工場」を訪問

2012年02月 UP

2012年1月10日、東日本大震災の復旧状況を確認するために宮城県石巻市、大船渡市を訪れていた野田佳彦総理が、株式会社高徳海産(高橋徳義社長)の本社と工場を視察されました。そこでいち早く再開した水産加工作業の状況を確認されました。
このHACCP対応の水産加工施設は、2008年に当社が施工を担当させて頂いたことから、震災直後に復旧工事の依頼を頂きました。港に面しているために津波による甚大な被害を受けましたが、工場の再開に向けた関係各位の熱意が結集したことで、2011年11月下旬から操業を再開されています。

工場視察中の野田総理。左は高橋社長。

工場視察中の野田総理。左は高橋社長。

概要

工事名称 高徳海産本社・工場震災復旧工事
施工場所 宮城県石巻市魚町
建築主 株式会社 高徳海産
設計・監理 株式会社 ライズ建築設計
工期 2011年8月1日~2011年12月20日
建物用途 HACCP対応食品工場
建物概要 S造、2階建
建築面積 3,970m2
工事概要 津波等による建屋被害の復旧

石巻港に面する本社事務所と工場は津波の直撃を受けました。打ち上げられた漁船が衝突したこともあり、1階部分の外壁、内装、建具の大半が破損し、内部の設備まで含めて壊滅的と言える程の被害状況でした。
周辺には事業再開に向けた方向性が打ち出せない企業もある中、株式会社 高徳海産では震災直後の2011年3月末には早くも復旧の方針を固められ、新築工事でご縁を頂いた当社が復旧支援の依頼を頂きました。そこで直ちに被害状況の調査を開始し、8月からは復旧工事に着手、11月には生産設備の設置など、一日も早い生産活動の再開に向けたお手伝いをさせて頂きました。
再開した工場の力強い生産の様子を見られた野田総理は、『企業の執念を感じる。地元がこれだけ頑張っているのだから、自身も頑張らなければ』との感想を述べられました。

復旧建物外観

所在地

被災の状況(2011年3月16日撮影)

写真提供:株式会社みなと山口合同新聞社