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春日部市・東部地域振興ふれあい拠点 省CO2最先端モデル施設が着工
2010年09月 UP
当建物は、埼玉県と春日部市の共同事業として建設される施設です。
「都市の中の森」への創造~埼玉県と春日部市が提案する未来建物~ が基本コンセプトの省CO2の最先端モデルとして、今後の公共施設の先駆けとなる建物です。
1. 鉄骨造と木造を組み合わせたハイブリッド構造の建物です。環境負荷の小さな木造の採用により、建設・解体時のCO2発生量を通常の建物と比べて約25%削減します。また、使用した木材はリサイクルを考慮し、すべてラベリングをします。
2. 自然エネルギーの活用、高効率空調機器の採用など、多くの環境負荷低減技術の採用により、運用時のCO2排出量を、通常の建物と比べて約45%削減します。
3. 屋外広場と4階の中庭には豊かな植栽を設け、潤いのある魅力的な空間を創出します。
完成予想パース
概要
工事名 | 東部地域振興ふれあい拠点施設建設工事 |
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施工場所 | 埼玉県春日部市 |
建築主 | 埼玉県・春日部市 |
設計・監理 | 株式会社 山下設計 |
工期 | 2010年8月6日~2011年6月30日 |
建物概要 | 鉄骨造(1~4F、PH階)、木造(5、6階) |
建築面積 | 2,850.96m2 |
延床面積 | 10,534.56m2 |
最高高さ | 27.5m |
建物断面イメージ
また、CASBEE※では、最高のSランクに位置づけられます。これは埼玉県内の公共施設としては初めてとなります。
※CASBEE(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency:建築環境総合性能評価システム):「環境品質・性能」と「環境負荷」の両面から建物の環境性能を総合的に評価し、S、A、B+、B-、Cの5段階に格付けする手法。
建設地は埼玉県東部のターミナル駅「春日部駅」から徒歩4分、「ララガーデン春日部」(2007年当社施工)に隣接しています。竣工後は2つの施設が一体となり、今まで以上に賑わうことが期待されています。
北西側上空より撮影 建設地奥がララガーデン春日部