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「2010年度 技術技術立社フォーラム(土木分野・建築分野)」を開催
当社は、11月20日に土木分野、12月4日に建築分野の「技術立社フォーラム」を開催しました。全国7支社店をテレビ会議システムで結び東京都千代田区の本社と大阪市西区の本店をメイン会場に、全国で土木分野350名、建築分野370名の役職員が参加しました。 技術立社フォーラムは、施工技術の発表だけでなく、営業や管理部門も含めた技術全般について討論する「場」として、多くの社員が参加できるように、土木と建築を2日間に分けて開催しているものです。
11月20日の土木分野では、冒頭、錢高一善社長より、「現在、建設業は適者生存の厳しい競争環境にあり、公共工事のみならず民間工事においても、総合評価落札方式、技術提案等のように、優れた施工方法を提案していかなければ競争に勝つことはできません。そのためには、技術力の向上が不可欠であり、個人個人が自らの能力を高め、その能力をチームとして結集させて対応することが重要です。本日は、午前中は大型工事に採用されている施工技術を、午後は特殊技術・新技術を用いた施工事例をテーマに社内各方面から発表があります。それぞれの発表に対して活発な議論を行い、役職員一人ひとりが理解し自らのものとして下さい。そして、一人ひとりの技術力を全社的な技術力に進化発展させ、競争力のアップにつなげていただきたい。」と挨拶がありました。
土木分野の午前の部は、「大型工事の施工事例から学ぶ」として、現在、施工中の大断面長距離シールド工事や、営業線に近接し自然環境の厳しい場所での橋梁架替工事に適用されている様々な最新技術を発表し討議しました。また、午後の部は、海外の施工事例や特殊技術・新技術を用いた5件の施工事例を発表しました。
12月4日の建築分野では、錢高一善社長より、「先日開催した土木分野の技術立社フォーラムには、建築分野の人達も参加し、また本日の建築分野には土木分野の人達も参加しています。建設業にとって、技術力の向上が最も重要です。そのためには個人個人が技術力を向上し、土木、建築の垣根を越えて技術力を融合させ、全社的な技術力の向上に繋げることが重要です。その技術力でビジネスチャンスをつくり、他社との競争に打ち勝たなければなりません。そして、顧客が求める品質を工期内に提供することにより、次のビジネスチャンスへと繋げていただきたい。本日の技術立社フォーラムで発表される技術について、若い人達が積極的に意見を述べ活発な討議を行い、役職員一人ひとりが理解し自分のものとして、各々の技術力を全社的な技術力に進化発展させていただきたい。」と挨拶がありました。
建築分野の午前の部は、現在施工中の超高層建築物に採用されている様々な最新技術、免震・制震技術に関する最近の動向と開発技術について発表し水平展開しました。また午後の部は、省エネ技術や特殊技術・新技術を用いた5件の施工事例を発表しました。