新着情報
ベトナム国・第二タンロン工業団地インフラ及びプラント工事受注
2008年03月 UP
ベトナム・第二タンロン工業団地は、ベトナムの首都ハノイの中心部より東側33kmの地に 新しく開発される工業団地です。当社は、総開発面積220haの内、先行して開発する145haの造成及びインフラ(道路、雨水排水、上下水道、電気、通信施設 及び浄水場、下水処理場)の工事を施工することとなりました。
歴史上、ベトナムと日本の交流は、安土桃山時代に遡ります。当時ベトナムは安南(アンナン)と呼ばれ、江戸時代にわが国が行なった朱印船貿易の渡航地であり、 日本人居住地でもあったことから、この地で寛永通宝や長崎貿易銭が出土発見されています。当時日本は、ベトナムで不足していた銅(硬貨)・銀を輸出し、 ベトナムから生糸・胡椒等を輸入していました。第二タンロン工業団地のあるフンイエン省(興安)は、まさに古くからベトナムの交易港として栄えた地であり、 日本とは大変縁の深い地方もあります。
タンロン工業団地は、日系企業を中心に多数の工場・研究所が進出し、3期にわたる拡張が行われましたが、これ以上同地域での拡張ができず、 新たな受け皿として、フンイエン省に第二タンロン工業団地を開発することが決定しました。

位置図

概要
工事名称 | ベトナム国・第二タンロン工業団地インフラ及びプラント工事 |
---|---|
工事場所 | ベトナム社会主義共和国 フンイエン省(ハノイ市東部) ハノイ市中心部より33㎞、ノイバイ空港より53㎞ |
発注者 | Thang Long Industrial Park Ⅱ Corporation (第二タンロン工業団地社) |
完成予定 | 2009年 3月頃 |
工事概要 | 対象面積(144.45ha) 1.インフラ工事 道路工事一式 上下水管路工事一式 電気・通信施設一式 2.浄水場 処理能力:当初4,500m3/day 貯水槽4,500m3 高架水槽390m3(低水位 地上+20.5m) 3.下水処理場:当初処理能力3,000m3/day |