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自動車向け先端材料の技術開発拠点を受注

2008年01月 UP

東レ名古屋事業場 オートモーティブセンター(AMC)

本工事は東レ株式会社名古屋事業場内に、自動車部品向けの技術開発拠点「オートモーティブセンター(AMC)」を建設するものです。完成後は自動車関連メーカーの集まる中部地区に開発拠点が集約されることで、メーカーとの共同開発の推進が期待されています。

東レ名古屋事業場には自動車・航空機向けの炭素繊維複合材料の総合技術開発拠点「A&Aセンター(Automotive & Aircraft Center)」の設置が決まっており、今回はその第一弾となります。

炭素繊維には鉄に比べて強度が10倍、重さが約4分の1という利点があり、航空機や自動車への採用比率を増やすことで重量の軽減が図れます。その結果、大幅な燃費の向上が得られることから、環境保全、燃料費高騰への対応として今後の需要の増大が見込まれています。

完成予想図

完成予想図

概要

工事名称 東レ株式会社オートモーティブセンター新築工事
工事場所 愛知県名古屋市
建築主 東レ 株式会社
契約先 東レ 建設株式会社
設計 日建設計
施工 錢高組(建築及び一部設備工事)
完成予定 2008年 6月
建物概要 鉄骨造、地上4階建
研究棟1棟、実験棟1棟
建築面積 1,936m2、延床面積 4,211m2