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矩形ケーソシングを用いた掘削工法「SPRED工法」を開発

2006年06月 UP

-汚染土壌の掘削除去や壁体の構築をコストダウン-

当社は、テノックス、東洋テクノと共同で汚染土壌の除去や壁体の構築に有効な矩形ケーシングを用いた掘削工法「SPRED(Square Profile Replacement and Digging Method)工法」を開発しました。
面的に広がった汚染土壌の掘削除去や壁体(浄化壁など)を構築する場合において、これまで一般的に行われてきた円形ケーシングを用いた掘削方法では、円形断面のため平面的にラップ部分が多くなり、再掘削量の増加による汚染土壌の処分費がコストアップの要因となっていました。

SPRED工法は、矩形のケーシングを用いることで、従来の円形ケーシングを用いた場合に比べ再掘削量を低減でき、これにより汚染土壌の搬出土量および浄化資材の使用量が少なくなるため、処分費等のコストダウンと環境にやさしい工法です。 この度、実際の施工機械により施工実験を実施し、矩形ケーシングの打設精度や施工能力などその実用性を検証しました。 また、これら施工実験の見学会を実施し、コンサルタント等からもからも高い評価を得ました。

施工実験状況

施工実験状況

■SPRED工法の概要
SPRED工法は、3点式杭打機およびオールケーシング掘削機(全周回転)による2種類施工方法が可能です。

3点式杭打機

オールケーシング掘削機(全周回転)

今後は、VE提案やPR活動を積極的に行い、施工実績を積み重ね、実用化を図っていきたいと考えております。