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余剰泥水・浚渫土の減容化工法「アクアセパレート工法」を開発

2006年04月 UP

-高濃度泥水・高含水浚渫土処理をコストダウン-

当社は、エーケーケミカル(株)、ハイモ(株)、(株)ホージュンと共同で、浚渫工事で発生する高含水浚渫土や泥水シールド・推進工事の高濃度余剰泥水を約50%に減容化する処理システム「アクアセパレート(Aqua-separate)工法」を開発しました。
従来のこれら泥水や浚渫土は濁水処理では対応できないため殆ど全量廃棄処分されてきましたが、「アクアセパレート工法」は、リデュース(減量)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)の環境負荷低減を図るとともに処分費用のコストダウンを可能にしました。

高い凝集効果を発揮する アクアセパレート

高い凝集効果を発揮する アクアセパレート

アクアセパレート工法の概要

アクアセパレート工法は、特殊粉末凝集剤を用いた脱水処理技術であり、以下に示す特長があります。

1. 比重1.10~1.35の高濃度泥水・高含水浚渫土を40~50%に減容化
2. 産業廃棄物処分費用を10~20%低減
3. 大型の機械設備を必要とせず、容易に既存濁水処理施設へ組み込み可能
4. 短時間で高い凝集効果を発揮し、連続処理が可能

アクアセパレート添加なし
(固液分離不可)

アクアセパレート添加あり
(固液分離可)

今後は、高濃度泥水・高含水浚渫土の廃棄処分が問題となっている様々な条件のシールド・推進・基礎・浚渫工事への適用し、当該技術の実用化を図っていきたいと考えております。