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鋼矢板立坑でシールド直接発進到達可能な「D-SLIM工法」を開発
2005年07月 UP
- 引抜きと溶断試験の見学会を開催 -
当社は、鋼矢板立坑から切羽を開放せずにシールド機が直接発進到達できる「D-SLIM工法」を開発しました。
D-SLIM 工法は、シールド機通過部分の鋼矢板を2重に密接打設し、シールド機の切羽圧を確保した上で外側の鋼矢板を引上げ、シールド機を発進到達する工法です。
この度、引抜き試験と溶断試験の見学会を実施し、発注者・コンサルタント等100名以上の参加があり、高い評価を頂きました。
D-SLIM工法の特徴(Double Sheet-pile Lining Method)
本工法の特徴は、
・シールド通過部分の鋼矢板を密接して2重に打設するため、狭隘地での施工が可能
・切羽を開放しないため、安全な施工が可能
・地盤改良が基本的に不要なため、経済性、工期に有利
今後の展開
今後は、本工法を有効に活用できる下水道工事等のシールド発進到達へ積極的に提案してゆく所存です。