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「波形鋼板先行送出し架設工法」を開発

2005年02月 UP

波形鋼板ウエブ橋の経済的な架設工法

当社は、波形鋼板ウェブ橋の架設工法として、従来の押出し工法に代わる「波形鋼板先行送出し架設工法」を開発しました。
本工法は、箱桁橋ウェブの波形鋼板のみを先行して送出すもので、押出し工法で配置する架設用PC鋼材が不要となることから、経済的な架設が可能となります。
適用支間は、押出し工法が得意とする40m~60m程度の中規模径間橋梁が対象となります。

工法の特徴

1. 送出しの移動荷重が軽減されるため、移動装置は小規模なもので良く、コスト低減を図ることができます。

2. 波形鋼板架設後の箱桁の施工では、先行架設した波形鋼板を仮設部材として使用することができます。

3. 下床版の施工に埋設型枠を用いるとともに上床版をプレキャスト構造とすることで、工期短縮、施工の省力化、高品質化が可能となります。

今後の展開

今後は、実験等で接合部の設計妥当性を確認し、中規模径間の橋梁工事に幅広く展開していきたいと考えております。

波形鋼板先行送出し架設工法の流れ

波形鋼板先行送出し架設工法の流れ