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ごみ焼却施設解体に「ダイオキシン乾式除去工法」を導入

2004年03月 UP

2001年4月に「廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類ばく露防止対策要綱」が策定され、焼却施設の安全で経済的な解体技術が求められています。

錢高組は、汚染水となる洗浄水の使用を極力抑制した乾式除去工法を実際の焼却施設の解体工事に適用しました。
一般的に用いられる高圧ジェット水等の湿式除去工法やサンドブラスト等による乾式工法では、使用した大量の水や砂が廃棄物とり、水の処理あるいは砂の処分に多大な費用がかかっていました。

この乾式除去工法は、以下の特徴があります。

1. 湿式工法に比べ使用水量が大幅に少なく、洗浄水の処理費用がコストダウンできます。

2. 研磨(研削)時の粉じんも集じん装置で吸引するクローズド方式のため、粉じんはまったく飛散しません

3. 汚染が深く浸透している箇所においても十分効果を発揮することが確認できました。

錢高組では、浸透した汚染物を確実に除去でき、廃棄物となる水を極力抑制できるこの乾式工法を含め、焼却施設解体工事において最適な付着物除去工法を適用していく所存です。