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大深度地下利用へ効率的な立坑構築システムを実現

2003年12月 UP

当社では、これまでに開発した立坑構築技術を組合せ大深度立坑を安全かつ効率的に施工する『大深度立坑構築システム』を確立しました。
近年、都市部における空間の制約から地下空間の重層化が進み、地下構造物のさらなる大深度化が求められています。これら大深度地下空間の構築にはシールド工法が有利ですが、その発進・到達に必要な立坑も高水圧など難しい条件での工事が増加しています。そのため今まで以上に安全で効率的な、しかもコストダウンが可能な技術が求められています。

■快適な都市空間を支える 『大深度立坑構築システム』
大深度立坑構築システムは、既にそれぞれ施工実績を有する6つの技術で構成しています。
1. 本体壁利用の地中連壁工法(ZBW工法)
2. 大深度高水圧下でもシール機が安全に到達できるFPAS工法
3. 掘削底面の安定を確保する盤ぶくれ防止工法(ZAOS工法)
4. シールド直接発進・到達工法(SEW工法)
5. 土留め計測・施工管理システム(amPS)
6. 大深度でも効率的に重量物を搬送できるキャリア・システム

今後の展開

錢高組では、今後もこれら要素技術のブラッシュアップを含め『大深度立坑システム』をさらに発展させ、増大する大深度・高水圧下を対象とした立坑工事需要へ対応していきます。