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錢高組・前田建設工業第5回合同セミナー開催

2003年11月 UP

当社と前田建設工業は、2003年11月12、17の両日、錢高組大阪本社と前田建設工業本店において、両社のトップ・全国の支店長をはじめ、作業所職員を含めて大阪で140名、東京で160名が参加し、合同セミナーを開催しました。
今年は当社と前田建設工業の2社提携となってから5年目の提携活動となりました。今回の合同セミナーは、提携に基づく活動の紹介のみならず、両社独自の活動成果を発表し、意見交換を行うことにより、両社社員の業務に関わる知識の深耕、能力の向上、意識の高揚を図ることを目的に、より多くの社員が参加できるように、大阪と東京の2ヶ所において開催されました。

合同セミナーでは、まず、両社トップより「ますます厳しくなる経営環境に対し、このような場を通じて、お互いの強いところを学び一人ひとりが専門性を高め、研鑽と知恵を出し合いビジネスチャンスを広げてもらいたい」また、「失敗事例を含めたノウハウの共有と、活動計画を精査しながら時間リスクを意識したスピーディな行動で成果を着実に出していただきたい」との挨拶がありました。

セミナーの内容は、提携活動のひとつとして土木、建築の現場において行われている、経験ある両社社員の参画による施工検討会の事例発表が行われました。また、特色ある事例として「凍結工法による接続トンネルの施工事例(錢高組)と、岐阜県の美濃関JCTで行われている「国土交通省初の本格的Cm業務の現状について(前田建設工業)」の報告が行われ、海上に集まった両社社員からは質疑や提案など活発な意見交換が行われました。さらに、今後市場の拡大が見込まれている分野について、最近注目されている「レトロフィット免震(耐震改修工法)(前田建設工業)」の紹介と、土壌汚染対策法の施行に伴い、近年需要が増大してきている土壌浄化に関わる法制度等の留意点や技術等についての講習が行われ、土木・建築といった職種に関わらず、熱心に聴講する姿がみられました。

最後に、硲(錢高組)・川嶋(前田建設工業)両推進委員長より「研修で感じ取ったことを一日で終わらせず、自問自答しながら、各人の職場活かしていただきたい」との講評がなされ、盛況のうちに閉会しました。