お問い合わせ サイトマップ Jp En 検索
menu

新着情報

「ZAOS-phm工法」を開発 -土留め掘削工事に伴う盤ぶくれ防止-

2003年03月 UP

現場施工を実施し、本工法の有効性を実証

当社は、旭化成建材、大阪防水建設社、三信建設工業の4社で共同開発した土留め掘削工事に伴う盤ぶくれを防止する『ZAOS-phm工法』を、東京ガス発注の谷田川推進立坑(群馬県邑楽郡明和町矢島23番地)において実施工し、本工法の有効性を実証しました。

現場施工(ハイブリッドパイル建込み状況)

現場施工(ハイブリッドパイル建込み状況)

工法イメージ図

工法イメージ図

ZAOS-phm工法の概要

土留め掘ee3削工事における盤ぶくれ対策としては、
(1) 土留め壁を下部の難透水層まで根入れする方法、
(2) 地下水位を汲み上げ揚圧力を低下させる方法、
(3) 掘削底盤以深を地盤改良する方法
がありますが、地盤条件によっては、
(1)の土留め壁の根入れを長くする方法は経済性・施工性の問題があり、(2)の地下水低下工法は地盤沈下など周辺環境の問題があり、(3)の底盤改良工法の採用が増えています。 しかし、他工法と比較して底盤改良工法はコスト高となるため、経済的で適正な盤ぶくれ防止工法が求められていました。

「ZAOS-phm」は、この底盤改良工法(ジェットグラウト)と引き抜き抵抗を有するアンカーを併用することで、従来の底盤改良工法に比べ地盤改良厚さを半分以下にすることができ、
● ローコストで、
● 安全性が高く、
● 工期短縮
につながるものです。(詳しくは、リーフレット(PDF)をご覧下さい)

(ZAOS: 錢高組、旭化成建材、大阪防水建設社、三信建設工業の頭文字)
(Phm: The prevention of heaving method)

今後の展開

今後は、ZAOS-phm工法の安全かつローコストな特徴を積極的にPRし、VE提案を行うとともに実工事への適用を図って行きたいと考えています。