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大深度圧入ケーソンにSEW工法を適用

2000年11月 UP

当社は、千葉県発注の『印旛沼流域下水道管渠築造工事』における大深度圧入円形ケーソン立坑に積水化学工業と共同開発したSEW工法(シールド直接発進到達工法)を適用し、出来形・施工性とも良好な結果を得ることができました。

今回、初めてSEW工法をケーソン立坑に適用して施工したもので、これにより、

1. 深度32mの高水圧下(0.3N/mm²)でも安全なシールド機の発進・到達が可能である。
2. 大深度、高水圧下では地盤改良の信頼性に欠ける面もあるが、SEW工法の採用により確実な発進・到達が可能である。
3. 従来の地盤改良工法に比べ、工期短縮とコストダウンが図れる。
4. 切削部のFFU壁(硬質発泡ウレタンをガラス長繊維で強化したもの)の切削速度は、毎分2~3ミリであり、厚さ350ミリを4時間で切削できた。
5. 到達後のカッタービットの磨耗はない。

などを確認した。

概要

工事名称 印旛沼流域下水道管渠築造工事(9801工区)
施工場所 千葉県美浜区浜田2丁目~幕張西4丁目地先
工期 1998.12~2001.05
発注者 千葉県
施工者 錢高・りんかい・工建設 特定建設工事共同企業体
立坑形状 平面形状 円形 内径 9.00m ケーソン深さ36m
土留め壁 圧入ケーソン工法
シールド機 円形 外径 2.47m 泥水式