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SEW工法現場説明会を開催

1999年12月 UP

当社は1999年11月29日・30日、東京ガス砂町運河横断工事 陸揚GS~錦糸町ライン(当社施工)におけるシールド発進立坑で、SEW工法(シールド直接発進到達工法)の現場見学会を開催し、 発注者(東京ガス(株))を始め、官庁関係・コンサルタント関係者など約100名の方々に参加していただき、好評を得ました。

実施工は、関西地区(高速鉄道東西線二条城駅出入口(2)建設工事)、九州地区(九州竹下駅構内工業用水管研埋設工事)で行いましたが、今回初めて関東地区で実施しました。

SEW工法は、1995年から開発し、
(1) FFU壁を組み込んだ土留め壁(柱列式連続壁、RC地中連続壁)の耐荷性
(2) シールドカッタビットによるFFU壁の切削性
(3) SEW工法の施工性
について、実験及び実施工を行い検証してきました。

今回の現場施工で下記の点が確認できました。
・SEW壁の設置位置が約30mと大深度でも安全にシールド発進できること
・従来の地盤改良工法に比べて、工期短縮とコストダウンが図れたこと
・シールドカッタビットによるFFU壁の切削は、切削速度が2mm~3mmであり、厚さ600mmのFFU壁が約3時間で切削できたこと
・短時間で切削できるため、シールドカッタビットに磨耗がなかったこと

今回の大深度での実績を踏まえ、シールド工事の合理化を行う工法として、VE提案を行うとともに、積極的なPR活動を展開していきます。