現場のリーダーとして、
奮闘する日々。
- Q:まずは自己紹介をお願いします。
- 中尾:大阪支社の土木部で土木施工管理をしている中尾です。2021年に新卒で入社して、いま5年目になります。現在は「なにわ筋線 西本町駅土木工事」の現場に所属していて、現場側を担当する班のリーダーという立場で、日々の工程や安全面を見ながら現場を動かしています。
- Q:錢高組を選んだ理由を教えてください。
- 中尾:大学では都市システム工学科で、構造力学などを学んでいました。就職活動ではコンサルや官公庁など、土木系の学生が行ける進路は色々あったのですが、ずっとパソコンに向かっている仕事より、現場に出て体を動かしたいという気持ちが強くてゼネコン志望に至りました。いくつかのインターンや選考に参加して、他社からも内定をいただきましたが、錢高組のインターンで感じた、横のつながりの強さやアットホームな雰囲気がとても居心地が良くて。「ここだったら、自分らしく働けそうだな」と思えたことが決め手でした。
変化する現場で
考え、動き、支える。
- Q:現在の仕事について教えてください。
- 中尾:今の現場は規模が大きくて、「現場管理の班」と「関係先との協議を行う工務班」に分かれています。僕は現場側の班に所属していて、その中のリーダーとして、工程表を引いたり、進捗状況を確認したり、後輩のフォローをしたりしながら現場全体を見ています。
- Q:1日の仕事の流れを教えてください。
- 中尾:8時から朝礼。そのあとその日の作業内容の打ち合わせをして、現場を一周しながら気になることはないかを聞いて回ります。
午前中は「現場→事務所→現場」と何度か往復しながら、事務所作業と巡回を繰り返すイメージです。昼休憩を挟んで午後も同じように動きつつ、13時からは昼の打ち合わせで午前の振り返りと午後の予定を共有し、夕方の最終巡回で一日を締める、というのが基本的なリズムですね。
コミュニケーションの積み重ね。
信頼をつくるのは対話。
- Q:仕事をするうえで、大切にしていることを教えてください。
- 中尾:一番大切にしているのは、やっぱり「コミュニケーション」です。土木の現場は、若い職人さんからベテランの職人さんまで、本当に幅広い人が働いています。年の近い人とは最近の話題も交えながら話すし、年上の方にはいい意味で甘えながら教えてもらう。そうやって距離を縮めていかないと、本音はなかなか出てこないと思っています。
日常的にいろんな人と会話をしていると、「この人、ちょっと何か引っかかってそうだな」という雰囲気が伝わってくることがあります。そういうときはそのまま流さずに、「それ、こう変えてみましょうか?」と自分から解決策を投げかけるようにしています。
一年目で任されたプロジェクト。
戸惑いと成長の先にあった景色。
- Q:これまでの仕事で、印象に残っている出来事はありますか?
- 中尾:印象に残っているのは、1年目に配属された高速道路の橋脚工事の現場です。
2017年から続いていた現場に、2021年の途中から入って竣工まで約2年半。
入社して半年くらいのタイミングで、「一人で構造物をつくってみろ」と言われて、高さ約40mの橋脚一基を担当しました。
わからないことだらけで、職人さんに怒られたり、書類作りに追われたり、とにかく大変でした。でも、わからないなりに自分で考えて、書いて、動いてみる。その背中を、所長が守護神みたいに後ろから支えてくれていた感じです。
その橋脚が出来上がり、現場が終わるまで見届けたときの達成感は、今でも強く残っています。「自分が関わった構造物が、これから道路として街の人たちの通勤や通学に使われていくんだ」と思うと、しんどかった分だけ嬉しさも大きかったですね。
距離が近いから挑戦できる。
若手に任せ、見守る文化。
- Q:錢高組の好きなところ、良いところを教えてください。
- 中尾:一番は、人との距離感です。所長や上の世代の人たちにも、あまり気を使いすぎずに相談できます。5年目の若手の悩みや、現場で感じている「ちょっとここがしんどいです」といった部分を、ちゃんと汲み取ってくれて、解決に向けて動いてくれるところが大きいですね。
それから、「若いうちから任せてくれる環境」も錢高組らしさだと思います。僕自身、1~2年目で橋脚一基を担当させてもらいましたし、いまの現場でも1年目の子にどんどん仕事を振っています。それを所長や先輩たちが黙って見守りつつ、必要なときにだけサッとフォローしてくれる。やる気がある人に対しては、年次に関係なくチャンスをくれる会社だと思います。
迷ってもいい。
一歩踏み出せば、道は拓ける。
- Q:これから挑戦したいことを教えてください。
- 中尾:まずは、今いる現場をきちんと回せるようになること。
そのうえで、次のステップとしては「監理技術者」として、現場全体を見られるポジションを目指したいと考えています。いまは、現場をメインで見ていればいい立場ですが、監理技術者になれば、発注者や設計者との協議、書類関係、全体工程など、視野をもう一段階広げていく必要があります。
業務量は増えますが、「全部を自分一人で抱え込む」のではなく、後輩たちに仕事を適切に振りながら、自分はマネジメントに比重を置いていけるようになりたいですね。下の人も気持ちよくついてきてくれて、「この人、いい上司やな」と思ってもらえるような存在が理想です。
- Q:最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
- 中尾:土木の仕事って、大学に入る前はあまりイメージがわかないかもしれません。僕自身も、最初から将来設計を真剣に考えていたわけではなくて、「現場で体を動かすほうが性に合っている」と思った延長線上に、いまの仕事があります。
もし少しでも「土木っておもしろそう」「ゼネコンってどんな仕事なんだろう」と思うなら、まずはインターンシップや現場見学などで、実際の現場の空気を感じてみてほしいなと思います。