INTERVIEW 05

図面だけの世界で
終わらない。

その建物が
使われるところを
想像する。

東京本社 設計統轄部 設備設計部
川井 直さん(2018年入社)

東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)

設備設計として、
設計と現場の両方に携わる。

Q:まずは自己紹介をお願いします。
川井:設備設計部で、機械設備の設計を担当している川井です。入社してから最初ひと現場を施工管理として経験し、その後、現在の設計統轄部に配属となりました。
いまは、空調や給排水といった設備の設計業務と、設計どおりに工事が進んでいるかを確認する監理業務の両方に携わっています。
Q:錢高組を選んだ理由を教えてください。
川井:大学在学中に、大学主催の就職説明会があって、そこで錢高組の説明を聞いたのがきっかけです。その場に、同じ大学出身で錢高組の設計統轄部に入社した先輩が来ていて、現在の仕事内容や手がけている物件について、かなりリアルな話を聞かせてもらいました。
もともと「いつかは設計の仕事をしたい」と考えていたんですが、設計だけで図面を描いて終わりではなくて、「実際に現場にも出て、どんな設備が入っているのか、どう納めていくのかまで関わりたい」という思いも強くて。
先輩から、「錢高組なら設計だけでなく、現場に出て調整したり、現場を見る機会もあるよ」と聞いて、自分の思い描いていた働き方に一番近いと感じたのが、入社の決め手になりました。
東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)

建物の性能を決める
設備を設計する。

Q:現在の仕事について教えてください。
川井:大きく分けると、設計業務と監理業務の2つがあります。
設計業務では、お客様と打ち合わせをしながら、「どんな建物を建てたいのか」「どんな使い方をするのか」といった要望を伺い、計画を進めていきます。私は機械設備設計なので、空調の計画や給排水の計画など、建物内の環境や水まわりに関わる部分を検討し、図面に落としていくのが主な役割です。
あわせて、行政との協議や申請に関わる打ち合わせ、図面の作成・修正なども行っています。
監理業務では、自分たちが設計した内容どおりに建物が施工されているかを確認します。現場の施工部隊やサブコンの方と打ち合わせをして、施工図の調整をしたり、配管や設備機器が図面どおりに納まっているかを現場でチェックしたり、いわゆる「設計監理」に近い立場で、工事がスムーズに進むように関わっていくイメージですね。
Q:1日の仕事の流れを教えてください。
川井:会社にいる日と、現場に直行する日で、少しパターンが分かれます。会社にいる日は、8時30分の始業にあわせて出社し、まずはメールや社内連絡の確認から始めます。その日の打ち合わせの準備をしたり、サブコンの方からいただいた図面をチェックしたりするのが午前中。午後は、お客様とのウェブ打ち合わせや、意匠設計・構造設計との社内打ち合わせなど、コミュニケーションの時間が比較的多いです。現場に直行する日は、現場の始業に間に合うように現場に向かいます。現場では、工事係やサブコンの方と、配管の納まりや機器の設置位置など、施工図に関する打ち合わせを行います。お客様も交えた施工定例に参加することもありますし、設備配管や機器が設計どおりに施工されているか、現場を回って状況を確認するのも大事な仕事です。
    東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)
    東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)
東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)

計画から竣工まで。設備が機能する瞬間が喜び。

Q:どんなところに、仕事のやりがいを感じますか?
川井:いちばんのやりがいは、建物の基本計画の段階から竣工・引き渡しまで、トータルに関わることができる点です。設備の計画は、建物全体の性能や各種規制にも大きく影響します。空調の方式ひとつ、配管の取り回しひとつで、建物の快適性や省エネ性能が変わってきます。完成した建物を前に、お客様から「この計画で良かった」と言っていただけたときや、自分が考えた空調計画・設備計画がそのまま採用され、実際に快適に使われているのを感じられたときは、「やっていて良かったな」と強く思いますね。

歴史を持ちながら、
変化に挑戦する会社。

Q:錢高組の好きなところ、良いところを教えてください。
川井:まず一つ目は、長い歴史の中で培われた技術や信用を大切にしながらも、新しい技術や考え方を積極的に取り入れているところです。
創業から300年を超える歴史がある一方で、設計統轄部ではAI技術を業務に活用できないか検討会を開いたり、平面的な図面だけでなく3Dモデルを使った設計・検討を進めたりと、時代の変化に合わせてアップデートしようとしています。二つ目は、働き方の面での柔軟さです。パソコンやiPadなどの支給も含めて「現場でしっかり働ける」環境を整えてくれています。自分でスケジュールを組んで動きやすいので、フットワーク軽く働けていると感じます。
    東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)
    東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)

教えてもらったことを
次の仕事に生かす。

Q:これまでの仕事で、印象に残っている出来事はありますか?
川井:ある物流施設の案件で出会った、お客様側の機械設備設計の担当者の方が、とても印象に残っています。その方は機械設備に非常に詳しく、正直に言うと、私よりもずっと深い知識を持っている方でした。その方と週に一度以上のペースで打ち合わせを重ねるなかで、設備の考え方や細かなポイントをたくさん教えていただきましたし、「この人についていきたい」という思いで、自分もその物件にとても熱心に取り組むようになりました。最終的には、その方と一緒に「より良い物流施設をつくれた」と胸を張って言えるくらいの建物に仕上げることができましたし、いまもそのとき学んだことを、日々の仕事で活かしています。
東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)

未知の設備を学びながら、
知識と経験を身につける。

Q:これから挑戦したいことを教えてください。
川井:いまは、物流施設やマンションを担当することが多いのですが、今後は自分がまだ担当したことのない用途、たとえば工場やオフィスビルなどにも挑戦してみたいです。建物の用途が変われば、求められる設備も大きく変わります。わからないことも増えますが、だからこそ「知らない設備」にどんどん足を踏み入れて、知識と経験の幅を広げていきたいと考えています。
東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)
Q:最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
川井:錢高組を含むゼネコンの仕事は、設計だけ、施工だけといった一部分ではなく、建物の最初から最後まで、全体に関わることができるのが大きな特徴だと思います。
一つの専門分野を持ちつつも、「建物全体を捉えながら仕事をしたい」「いろいろな立場の人と関わりながらものづくりがしたい」という方には、とても向いている環境だと思います。
東京本社設計統轄部設備設計部川井直さん(2018年入社)