INTERVIEW 02

建設業界の
縁の下の力持ち。

工事事務という
仕事の真価。

東京支社 工事事務課
岩佐 壮一郎さん(2020年入社)

東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん

偶然の出会いが導いた、
建設業界への道。

Q:まずは自己紹介をお願いします。
岩佐:東京支社の工事事務課に所属している岩佐です。入社して6年目になります。工事現場の「事務」と聞くとイメージしづらいかもしれませんが、現場と会社、そして地域をつなぐ縁の下の力持ちのような仕事をしています。
Q:錢高組を選んだ理由を教えてください。
岩佐:大学ではマネジメント創造学部という文系の学部だったので、最初から建設を目指していたわけではありませんでした。転機になったのは、通っていた大学のキャンパス改修工事を錢高組が手がけていたこと。そのときに、建物をつくる仕事って面白そうだなと興味がわきました。それから、錢高組のことを調べていくと、ドームのような大規模施設から、トンネル、物流施設、マンションまで、様々なプロジェクトを手がけていました。「こんな大きな仕事に関われたら、きっとおもしろいだろうな」と思い志望しました。
東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん

信頼されることで、
現場がひとつになる。

Q:現在の仕事について教えてください。
岩佐:ひと言でいうと「現場がスムーズに回るように、事務面から全部を支える」仕事です。社内向けには、工事に必要な各種書類を作成して、社内の承認フローを通したり、数字まわりの管理をしたり。対外的には、近隣住民の方や警察、消防など、関係各所に説明するための資料作成の補助をします。これは、工事を進めるうえでとても重要なコミュニケーションツールなんです。
Q:1日の流れを教えてください。
岩佐:オフィスにいる日は、就業時間に合わせて出社します。午前中は社内外の書類作成やチェック、電話対応などを行い、昼休憩をはさんで、午後も会議や打ち合わせ、書類作成をし退社、というのが基本的なパターンです。請求書の締めの時期は請求処理に集中しますし、決算期は決算関連の書類作成も増えて、けっこうバタバタしますね。
Q:どんなときに、仕事のやりがいを感じますか?
岩佐:「何でも岩佐に聞いて」と言われるときですね。「岩佐なら知っている」「岩佐なら何とかしてくれる」と名前を出してもらえるのは、やっぱりうれしいですし、信頼されている実感があります。
    東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん
    東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん
東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん

信頼をつくる仕事術。
「先回り」と「レスポンスの速さ」。

Q:仕事をするうえで、大切にしていることは何ですか?
岩佐:一番は「レスポンスの速さ」です。頼まれたことは、できるだけその場で片づける。わからないことがあれば、すぐに調べて返事をする。それだけで周りからの信頼って全然違います。
もう一つ大切にしていることは、指示を待たないこと。毎月のルーティン作業なんかは、「そろそろあれが必要だな」と察して、言われる前に動くようにしています。先に準備しておき、「これ、もう用意してあります」と出せると、相手も安心してくれるし、自分の仕事の幅も広がります。
Q:相手によって接し方も変えているんですか?
岩佐:かなり変えています。所長にもいろいろなタイプの方がいて、細かいところまでサポートしてほしい人もいれ ば、「ここだけフォローしてくれればOK」という人もいます。その人の性格や仕事のスタイルをよく観察して、「この所長にはここまでやろう」「この所長は自分でやるから、最低限にとどめよう」と調整しています。

人との関係づくりこそが、
工事事務のいちばんの仕事。

Q:仕事観に影響を与えた言葉はありますか?
岩佐:新入社員の頃、大阪の工事事務課にいた時の課長の言葉ですね。「工事事務は、現場から信頼されてこそ一人前だ」と言われて、ハッとしました。工事事務は、ここからここまでが仕事、と線引きしづらい部署なんです。だからこそ、求められたこと以上に動いてみて、「工事事務がいなかったら現場が回らないよね」と言われるくらいになれたら理想だな、と思っています。
Q:これまでの仕事で、印象に残っている出来事はありますか?
岩佐:いま担当している現場で、近隣の方々との関係づくりに苦労した経験がありました。工事をすれば周辺にもさまざまな影響が出るので、最初は警戒されることも多いんです。そこを一つひとつ説明に回って、根気強くコミュニケーションを続けました。何度も足を運ぶうちに、だんだんと信頼していただけるようになり、「じゃあ協力するよ」と言ってもらえた時は、本当にうれしかったですね。「ああ、工事事務って、人と人の関係性をつくる仕事なんだな」と、あらためて感じた瞬間でした。
    東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん
    東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん

錢高組で働いて感じる、
「人」と「変化」への強さ。

Q:錢高組の好きなところ、良いところを教えてください。
岩佐:一番は「人のあたたかさ」です。現場に行けば、誰かしらが声をかけてくれますし、現場の方が事務所に来たら、雑談も含めて必ず立ち寄ってくれます。
また、歴史ある会社ですが、いろいろなことに挑戦しようとしています。DX認定を取ったり、社屋を改装したり、新しいシステムを導入し、試してみる姿勢があります。社員からの提案も聞いてもらえる雰囲気があり、他社の事例を参考にしたアイデアが実際に採用されることもあります。
東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん

現場を支えることで、
建設の力をつないでいく。

Q:これから挑戦したいことを教えてください。
岩佐:人財を育てる立場になった時には工事事務の本質や、おもしろさをきちんと伝えられる先輩になりたいです。また、今担当している新幹線工事のようなインフラ系の仕事にはすごくやりがいを感じています。学生時代にベトナムで地下鉄の建設現場を見たことがあるんですが、何もなかったところに新しい交通網ができ、人の生活そのものが変わっていくのを目の当たりにして、「こういう仕事っていいな」と強く思いました。ライフラインやインフラのように、社会の基盤を支えるプロジェクトに、これからも携わっていきたいです。
東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん
Q:最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
工事事務の仕事は、完成した建物の表に名前が出るような仕事ではありませんが、現場と会社、地域社会をつなぐ中核的な存在で、プロジェクトを支えるうえで絶対に欠かせない仕事です。「ここからここまでが仕事」と決まっていないからこそ、自分で仕事を見つけて、取りに行ける人には、すごく向いていると思います。建設業界で働くなら、工事事務という選択肢もぜひ知ってほしいです。
東京支社工事事務課岩佐壮一郎さん