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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2017-No.42

論文・報告
10.地元産木材を多用した統合義務教育学校の施工
-(仮称)おおつち学園小中一貫教育校建設工事-
荒木陽一郎 井上克三 濱 一洋 川畑 翼 四役誠之 佐藤翔太

 東日本大震災の大津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町で、震災後初めての大規模公共工事である「(仮称)おおつち学園小中一貫教育校建設工事」を施工した。津波で被災した小学校4 校と中学校1 校を小中一貫校として統合し、岩手県内で初の統合義務教育学校として計画、震災後の復興のシンボルの一つとして建設された。
 本報は、狭い敷地に校舎等11 棟を建設する施工計画、大槌町産杉材を活用した大断面集成材製造手順、従来の木造建築の枠を超えた木造建築工法の木質二方向ラーメン構造「サミットHR 工法」を用いた施工について報告する。

key words:木質二方向ラーメン構造、サミットHR 工法、地元産木材活用

 
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