DXの取り組み
トップメッセージ
社会の構造が複雑化し、課題や事象の進展が加速している状況において、私たちは建設業界の変⾰の波を捉え、デジタルの⼒で新たな価値を創造し、持続可能な社会を実現することが重要だと考えています。
そのために、当社は最先端のデジタル技術を駆使し、建設プロセスの効率化や⽣産性の向上、環境負荷の低減等、地域社会のニーズに合わせた付加価値の⾼い建築物やインフラの提供に取り組みます。
また、確かな技術⼒と⾼い倫理観を持ち、セキュリティの確保とプライバシーの保護を徹底することで、建設業界に対する社会の期待に応え、信頼を⾼めていきます。
DXを推進していく上で、時代の変化に柔軟に対応するとともに、最新のデジタル技術の活⽤によって企業価値を向上させ、お客様、ひいては社会に対して新たな価値を提供してまいります。
ビジョン
当社は「社会から認められ、社会から求められる企業として永遠に発展する」を経営理念の１つに掲げています。また、社会への価値提供を通して、自社の企業価値の向上とお客様の企業価値の向上に取組むことを念頭に、「新たな価値創造で持続可能な社会を実現し、社会からの信頼に応える」というビジョンを策定しています。
ビジネスモデルの方向性
デジタルの力を活用し、建設DXを推進することで、ステークホルダーとの相互理解を深め、地域社会のニーズに合った付加価値の高い建築物やインフラを提供していきます。これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
DX戦略
1. デジタル基盤整備
デジタル基盤整備として、会計システムの改善及び営業支援システムの導入・活用を推進します。
2. 建設DX推進
建設DX推進として、デジタルツール活用による情報化施工の実施、及び技術開発・ロボット化への取り組みを推進します。
3. DX組織・DX人財育成
人財育成のためのスキルアップ教育を実施します。
DX推進体制
1. 組織体制
社長を委員長とした「DX推進委員会」を設置しています。当委員会では、DXの方向性の決定、投資計画の策定、DXに関する重要な意思決定を行います。
推進組織については、作業所を中心とした「土木・建築委員会」、店内部署を中心とした「総合支援委員会」を設立するとともに、部門を横断する各種ワーキングを結成し、組織体制を確立しています。
2. 人財育成
DX人財の育成の目的は、社内のDX理解の醸成とデジタル技術の活用やビジネスモデルの変革によるイノベーションの創出です。具体的には、システムの専門知識に加え、幅広い視野と課題解決力を備えたDXスキルを備えるために、計画的・体系的な教育研修プログラムを実施します。
ITシステム環境の整備
基幹システムや人事システム等のレガシーシステムのオープン化を完了し、建設DXとしてBIM/CIMの活用定着化にも取り組んでいます。さらに、建設現場の作業効率化に向けて、技術開発やロボット化を進めるなど、幅広い分野でDXを推進しています。
DX戦略の達成指標
1. デジタル基盤の整備に関し
新システム導入による対象業務
対象業務時間30%削減
2. 建設DXを推進することで
デジタルツールの活用による関連作業所業務
生産性30%UP
3. DXリテラシー教育の受講率
選抜対象者100%
4. 情報セキュリティ教育の受講率
全役職員100%
