01
シールド工法を駆使し、
水害から地域を守る下水管を造る
土木施工

SEKI TSUYOSHI

関 強志

2011年入社
建設社会工学専攻 修了
東京支社 土木支店 土木部

INTERVIEW 01

第一線で現場に出ているからこそ、
完成時の達成感や喜びも大きい。

私の担当職種は、土木工事の施工管理です。安全に工事を進め、工程を守り、品質の良い物を造るために工事現場を管理することが仕事です。当然私一人では構造物を造ることはできません。施工計画を作成し、構造物を造り終わるまでの過程で、社員、協力業者の方々と綿密に打ち合わせを行い、一歩ずつ構造物の完成を目指します。第一線で現場に出ているため、構造物が完成したときの達成感や喜びを一番味わうことができるのではないかと思います。

現在、私はシールド工法と呼ばれる工法で下水道管を造っています。この下水道は大雨が降った際に浸水が起きない様、雨水を一時的に貯留するための管です。私が主に取り組んでいる仕事内容には、大きく分けて「安全管理」、「工程管理」、「品質管理」の3つがあります。

「安全管理」は日々施工を行っている中で現場内に危険な箇所がないか、また作業が安全に行われているか点検を行っています。当然のことながら危険があれば、すぐに是正します。作業方法や設備等に問題があれば、より良い方法等がないかを実際に作業していただいている方たちと話し合い、改善していきます。

「工程管理」は、日々の工事進捗を確認し、中間検査や竣工検査といった期日に予定通りの作業を終了させることが出来るかを随時、確認します。もし進捗が遅れ始めたら、どのようにその遅れを取り戻したらよいか改善策を思案します。

「品質管理」は構造物の出来形や強度等が設計を満たすよう管理します。下水道管でいえば、管の仕上がり内径、平面位置、勾配等日々管理しています。

INTERVIEW 02

現場を目で見て確認することの
大切さに気づいた1年目。

私が経験した中で特に印象に残っている仕事は、関口高架橋という首都圏中央自動車道の一工区の施工です。私が初めて竣工(工事の終了)まで携わった現場だったこと、まだ入社1年目の時に行った現場で失敗ばかりしていたこともあり特に印象に残っています。その失敗の中の一つですが、高架橋の形となる型枠を組むため高さの測量をしていた時のことです。図面通りに測量して型枠の高さを決めたはずだったのですが、どうしても高さが合いませんでした。原因がわからず半日以上無駄な時間を過ごしていました。ある先輩社員が現場を見に来てくれたのですが、その時に原因が判明しました。型枠を支える支保工の支柱の数が図面より一本多かったのです。現場を確認せず図面の支柱の数量から高さを計算していたため、高さが合わなかったのです。

この時現場を実際に確認することの重要性に気づきました。この事は今でも鮮明に覚えています。今でも必ず現場を確認することの大切さを頭に入れて業務に取り組んでいます。

まだまだ未熟で勉強が必要である身です。諸先輩社員からたくさんの知識や技術を継承し、いずれは自分が後輩たちへたくさんの技術を教えることが出来る技術者になることが目標です。

これまでで印象に残った仕事

about work

  • ・首都圏中央自動車道関口高架橋(上下線:最大有効幅員19.9m、延長425m 他ランプ橋3橋)
  • ・江東幹線(仕上がり内径6000mm、延長4000m)

よくある1日の流れ

one day schedule

7:30
現場事務所へ出社
8:00~
朝礼
8:15?
現場管理、書類作成等
12:00?
昼食
13:00?
作業打合せ
13:15~
現場管理、書類作成等
19:00
退社

オフタイム

off time

休日は家族と共に過ごします。子供と近所の公園で遊んだり、買い物に出たりと必ず外に出るようにしています。家族と過ごす時間が一番楽しいときです。