お問い合わせ サイトマップ Jp En 検索
menu

技術とサービス

再利用・資源化

施工でのゼロエミッションや再資源化技術に取組んでいます

■ゼロエミッション
作業所から最終処分場へ持ち込む廃棄物を限りなくゼロに近づけるために、廃棄物の総量の削減、分別収集の徹底、混合廃棄物の排出削減、リサイクルルートの確保に取り組んでいます。

●廃棄物分別集積の徹底
適正処理や再資源化がしやすいよう、分別回収を徹底しています。分別する廃棄物ごとに容器(コンテナ等)を設け、各々に分かりやすく表示し、分別を容易にしています。また、作業所内の清掃時は残材の袋詰め段階から分別します。

●廃棄物の処理・リサイクル
廃棄物はマニフェストによる管理を行います。また、優良収集運搬業者、中間処理業者にてリサイクルを行います。

●環境負荷低減への教育・啓蒙
作業所及び周辺の清掃、片付けを行い周辺環境の保全に努めるとともに作業員の意識の向上を図ります。また、作業員への定期的な啓蒙教育も行っています。
建設機械や工事関係車輌はアイドリングストップにより省エネ運転を実施し、CO2削減を図ります。

分別コンテナ

分別コンテナ

啓蒙看板イメージ

啓蒙看板イメージ

■石炭灰の有効利用
フライアッシュを用いた「可塑性グラウト」は、火力発電等の副産物である石炭灰を土木・建築工事へ大量に有効利用する技術です。 従来、石炭灰のうちフライアッシュは、主にセメントの原料や混和材として利用されてきましたが、近年セメントの国内需要は減少傾向にあり、石炭灰の新たな有効利用が望まれていました。

フライアッシュを用いた「可塑性グラウト」は、フライアッシュ原粉を大量に利用できる技術として埋め戻し材、充填材など新たな有効利用へ道を拓くものです。

当技術は、特殊混和剤の適用により「原粉」の土木建築材料としての性状安定を図るとともに、原粉を用いた灰スラリー(A液)と可塑材(B液)の混合比率が7:1~20:1の範囲でゲル強度が調整できます。このため当材料を埋め戻し材や充填材として適用する工事では、従来のセメント系の可塑性グラウトと比較して10~30%の大幅なコストダウンを図ることができます。