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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2022-No.47

論文・報告
10.斜め鉄骨柱の建方とOSB 板型枠材によるRC 壁施工
-(仮称)流山おおたかの森B45 街区計画新築工事-
越智貴紀

 本工事は、流山おおたかの森駅西口エリアという商業地域に存在し、駅前ロータリーにおいてはシンボリックかつ地域自然と調和した外観として存在感を示している建物の設計施工工事である。自然が多く残るおおたかの森に相応しく、外構植栽や屋上庭園、各階バルコニー植栽など緑を多く配置、それのみならず各階3 面ともフロアごとに出入りが異なるフォルムとしてゆらぎのあるユニークなデザインとしている。ロータリーから見える鉄骨柱は、各階で角度が異なる斜め柱として木をモチーフにしている構造や、外壁では本来無機質であるRC 壁を、やわらかい表現を求め、OSB 板を型枠材として用いたRC 壁となっている。
本報では、その概要と検討・施工成果について報告する。

key words:型枠工事、RC 壁、OSB 板、鉄骨工事、鉄骨建方、斜め柱

 
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