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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2022-No.47

論文・報告
9.物流倉庫床の品質精度向上への取組み事例
-ロジクロス座間小松原新築工事-
森本隆史

 物流施設の中ではフォークリフトなど、各種車両が日々繰返し走行するほか、近年では自走式のロボットによる物流倉庫の自動化も進んでいる。今後も物流業界における人手不足の課題解決に貢献する倉庫内ロボティクスはさらなる利用拡大が見込まれ、こうした物流倉庫の床面には高い耐久性と平坦性が求められる。このような背景の中、物流施設として求められる高精度の床仕上げ(平坦性、レベル精度)にこだわり床面の施工に取組んだ結果、本工事は国内で初となる英国コンクリート協会の定める床仕様基準における実用的な最高水準「FM2 クラス」を達成した。
 本報では、国際基準の達成に向けて、床施工に関し注意したことや採用した施工法について報告する。

key words:国際基準TR34、鏡面仕上げ、コンクリート空気量

 
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