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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2021-No.46

論文・報告
4.東北中央自動車道 伊達大橋の施工
-東北自動車道 阿武隈川橋上部工工事-
櫻井尚久 越山耕次 大橋駿希 堀 桜花 上田高博

 東北中央自動車道(相馬福島道路)は、常磐自動車道と東北自動車道を結ぶ約45 ㎞の自動車専用道路であり、東日本大震災からの早期復興を図るリーディングプロジェクト(復興支援道路)として位置づけられ、整備が進められた。このうち、当社にて施工した東北中央自動車道 伊達大橋(工事名称:阿武隈川橋上部工工事)は、国道115 号相馬福島道路における「霊山~福島」区間のうち、福島県伊達市伏黒~伊達市岡沼地内に位置し、一級河川阿武隈川を渡河するPC4 径間連続箱桁橋である。本橋は、当区間における単独の橋梁としては、最大規模の橋梁である。基礎形式は、堤外に位置するP1・P2 橋脚はニューマチックケーソン基礎、堤内に位置するP3 橋脚、A1・A2 橋台は杭基礎を採用している。上部工は、PC4 径間連続箱桁橋であり、移動作業車(ワーゲン)を用いた張出し架設工法により施工を行った。本報では、主として本橋の上部工の施工に関して報告する。

key words:復興支援道路、河川内施工、大型免震ゴム支承、張出し架設

 
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