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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2019-No.44

論文・報告
7.新幹線直上部における鋼道路橋の送り出し施工
-上信自動車道跨線橋-
八若幹彦 今牧修二

 上信自動車道Bo は、地域高規格道路である上信自動車道が上越新幹線を跨ぐ箇所において立体交差する橋長46.5m の鋼単純非合成箱桁橋である。本橋は上越新幹線に対して斜角を有する曲線形状の跨線橋で、当初案では曲線送り出しによる架設が計画されていたが、施工の簡便性および新幹線直上における作業日数の低減を図るため、直線送り出しと回転横取りの併用による架設方法への変更を試みた。
 本報告では、新幹線近接下における下部工施工、新幹線直上部における桁架設方法、新幹線近接工事の安全管理について、施工の概要および新たな取り組みについて報告する。

key words:送り出し、桁降下、回転横取り、自走台車、新幹線近接、上下部工、跨線橋

 
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