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錢高組技報(ZENITAKA TECHNICAL REPORT)

錢高組技報2018-No.43

論文・報告
7.動橋川橋りょうの上下部工事施工報告
村岡賢二 辻 浩次 松谷 満 中山雅雄

 北陸新幹線(金沢・敦賀間)については2023 年度開業予定であり、本工事は、北陸新幹線、高崎起点381km185m~383km981m(L=2,796m)間における新幹線高架橋工事である。当工事の中で、動橋川B(L=138m,2 径間連続PC 箱桁橋)はニューマチックケーソン工で橋脚基礎を施工し、1 渇水期内で橋脚まで完了させるという厳しい工程の中、施主からはケーソンの偏心量、傾斜量を精度よく管理し、沈設することが求められた。上部工に関しても、柱頭部では有害なひび割れが生じないようにマスコンクリート対策を行い、また、張出架設時には主桁コンクリートの耐久性を向上させるために打設後のコンクリート養生方法、PC グラウトの施工の工夫を行った。
 本報では、これらの実施対策について報告する。

key words:ニューマチックケーソン工、マスコンクリート、張出架設工、養生、PC グラウト

 
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