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全国の技術者を集め技術検討会を開催

2002年02月 UP

当社は、2002年2月16日、全国の支社店から土木および建築系技術者約140名を集め、技術検討会を開催致しました。

この技術検討会は、当社の代表的な工事例を中心に工事の経過や工法を検討し、保有技術の全店への展開を図る一方、技術開発に結びつくもの、技術革新に繋げるもの等々の研究テーマの提案に結びつけることを目的に毎年1回開催しているものです。

建築部門では、技術本部環境エンジニアリング部および建築本部技術部の研究活動報告の後、当社施工の代表事例5例を発表し、技術的問題点や課題等について活発な討議を行いました。

まず、課題解決事例としてマンション工事における省力化工法、RF梁床先行打設工法及びコンクリート打放し仕上げの施工法の3例を取り上げ、現場経験者からの発表に続き、「現場での課題をどのように解決したのか」について討議しました。
 次に当社の大型特殊工事事例として、大規模免震構造物の施工および清掃工場更新工事における煙突外筒と壁面緑化工事の2例を現場経験者からの発表があり、大型工事特有の問題や新しい施工法について活発な討議が行われ、情報の共有化を図りました。

土木部門では3つのセッションを設け、それぞれパネルディスカッション形式で検討会を行いました。

まず、セッション1(特殊工事事例)では、6車線で供用中の高速道路の下を管渠で貫く工事や地下鉄の耐震補強工事について現場経験者からの話題提供に続き、参加者全員でその問題点や課題について討議を行い、情報の共有化を図りました。

次に、セッション2(課題解決事例)では、シールド工事、橋梁上下部工事や掘削・基礎に関して、「どのようにして工事における課題を解決したのか?このような解決方法開発した!」等について施工の原点から、橋梁、シールドトンネル、地下構造物等の現場経験者や研究者4名による話題提供に続き、現状の問題点や課題についての活発な討議の中から、「一つの課題の解決方法例」を確認しました。
最後にセッション3(最近の情報)では、香港におけるPC工事や土壌洗浄方法および工事の評価システムに関する経験者や開発者3名からの話題提供に続いて、質疑や討論を行い現状認識を新たにしました。