お問い合わせ サイトマップ Jp En 検索
menu

技術とサービス

既存スラブ補強工法

低振動、低騒音で建物を使いながら補強できます

■PC鋼棒緊張床補強工法
PC鋼棒緊張床補強工法は、既存スラブを軽量な部材のみで簡単に施工できるスラブ補強工法です。スラブ下に、鋼製の束とPC鋼棒で台形トラスを構成し、ジャッキまたは手締めにてPC鋼棒を緊張することで上向きの力を生じさせて補強する工法です。

PC鋼棒緊張床補強工法の設置状況

PC鋼棒緊張床補強工法の設置状況

PC鋼棒緊張床補強工法の概念図

PC鋼棒緊張床補強工法の概念図

使用部材は軽量で特殊な工具や大がかりな機材が不要なため低振動、低騒音で施工でき、建物を使いながらの施工が可能です。また、補強部材とスラブの間に間隔があるため、スラブ下の配管の撤去も必要がありません。

■トラス筋接着床補強工法
トラス筋接着床補強工法は、ハーフPCa床板用に量産されている溶接組立鉄筋トラス(カイザートラス)をエポキシ樹脂を用いてスラブ下に接着して補強する工法です。補強部材と既存スラブの合成効果によりスラブの剛性と耐力が増加し、振動障害の改善や荷重増に対応できます。この工法もPC鋼棒緊張床補強工法と同様に低振動、低騒音で建物を使いながらの施工が可能です。

トラス筋接着床補強工法の設置状況

トラス筋接着床補強工法の設置状況

本工法は、五洋建設、鴻池組、大日本土木、飛島建設、高周波熱錬との共同開発です。

技術の相談・お問い合わせはこちらから