東北新幹線八戸〜新青森間で施工中の三内丸山(さんないまるやま)高架橋(4径間連続エクストラドーズドPC橋りょう:橋長450m)が連結しました。
自然環境との調和を考慮した橋脚位置の制約条件により、長大スパンに挑戦した三内丸山高架橋の連結までのあゆみをご紹介します。

高架橋工事のあゆみ

2005年8月 埋蔵文化財調査
施工場所は縄文遺跡としては国内最大級の三内丸山遺跡に隣接しており、施工に先立ち橋脚部の文化財調査を行いました。
2005年11月 ニューマチックケーソン工法による基礎杭の施工始まる


ニューマチックケーソン工法は、作業室内に圧縮空気を送り込み、周辺からの水の浸入を防ぎつつ、掘削・基礎部の構築を繰り返し深度を深めていきます。
地表面から約30mの深さまで基礎を構築しました。


2006年10月 ワーゲン組立て開始
橋脚の最上部上で「やじろべえ工法」に用いる移動作業車(ワーゲン)の組立てを開始しました。


2006年11月 張出し施工第2ブロック施工中
主桁は左右のバランスを取りながら2.4m〜4.0mごとに張出し施工していきます。
ワーゲン移動、型枠組立て、鉄筋組立て、コンクリート打設、プレストレス導入を繰り返しながら、1ブロックを2週間で進んでいきます。
2ブロック目の施工完了後、斜材が貫通固定される主塔の施工を開始しました。


2007年3月 張出ブロック、斜材の取付け
斜材の取付け工事を開始しました。
斜材(PC鋼線)は、主桁が2ブロック先行施工した状態で順次配置し、プレストレスを導入しました。

2007年10月 各ブロック張出し施工最終段階を迎える
3箇所の主塔を中心に同時に3つの「やじろべえ」が張出す姿は壮観です。
中央径間の閉合を残すだけとなりました。

2007年12月 主桁連結
中央径間の連結が完了し、連結式を行いました。
現在2008年3月の竣工を目指して橋りょうの設備工事、橋りょう周辺部の整備工事を行っています。
| 橋 名 | 東北新幹線、国道環状7号架道橋 |
|---|---|
| 施工場所 | 青森県青森市 |
| 事業主 | 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 東北新幹線建設局 |
| 設 計 | 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 東北新幹線建設局 株式会社 千代田コンサルタント |
| 施 工 | 錢高・淺沼・井上・志田JV |
| 工 期 | 2005年3月18日〜2008年3月17日 |
| 橋 長 | 450m |
| 支間長 | 74.18m+150m+150m+74.18m |
| 構造形式 | 4径間連続PCエクストラドーズド橋 |


