HOME > 工事の紹介 > 本郷パークハウス ザ・プレミアフォート

▲作業所全景 2008年1月21日撮影
鉄筋コンクリートによる壁式構造は、集合住宅に多く用いられてきた構造形式です。住宅に適した数々のメリットがありますが、地震に対する抵抗力の関係から、これまでは低層の建物に限られてきました。
『本郷パークハウス ザ・プレミアフォート』は、床壁に厚肉の部材を用いる『TWFS構法』と免震構造を組み合わせることで初めて可能になった、地下1階地上14階の高層壁式集合住宅です。都心に適した高層建物において、住戸内に凹凸がないため室内が有効に使える、バルコニー側の開口が大きく、開放感のあるワイドビューが可能、住戸間は厚肉の床壁で仕切られているために住戸間のプライバシーが高い、といった壁式構造のメリットも併せ持っています。
2008年1月21日現在8階躯体の施工中です。建物の平面形状がコの字型をしている事もこの構造を可能にした要素の一つです。

免震構造

▲3階壁配筋の状況

▲5階床、鉄筋、鋼管パイプ配置状況
免震構造のうちの基礎免震構造を採用しています。上掲の断面図にあるように、掘削工事のあと、通常の基礎地中梁を設けた上に免震装置を設置し、その上に建物を支えるB1階の床梁を構築しました。この免震ピット部分の外周は、建物完成後はドライエリアとしても機能します。
壁厚は300〜500ミリ
外壁と住戸間を間仕切る壁は、この建物では建物の荷重を支える柱の役割も兼ねています。建物全体に効果的に配置された壁の厚さは300〜500mmあり、中に配置される鉄筋の太さと本数も、一見、柱が水平に連続して並んでいるかの様です。現場ではこの鉄筋が正しい位置に納まるように、順序を考えながら手際良く組み立てていきます。
床は厚さ300ミリの中空スラブ
各階の床は厚さが300mm、そのコンクリートの中に直径150mmの鋼管パイプを一定方向に埋め込みます。主鉄筋もこのパイプと同じ方向に配置されています。重量を軽減しながら厚さ300mmの版の構造強度と遮音性能を持つ床です。

▲完成予想パース
| 工事名称 | 本郷パークハウス ザ・プレミアフォート |
|---|---|
| 施工場所 | 東京都文京区本郷1-30-22 |
| 建築主 | 三菱地所、藤和不動産、メックプロパティ |
| 設計監理 | 錢高組(構造設計協力:TIS & PARTNERS) |
| 工 期 | 2007年1月30日〜2008年10月24日 |
| 建物用途 | 共同住宅(207戸) |
| 構 造 | RC造(厚肉床壁構造) 地下1階、地上14階、基礎免震構造 |
| 建築面積 | 2,269.35m2 |
| 延床面積 | 21,358.43m2 |

