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「Eバッグ工法」の技術論文が国際ジオシンセティックス学会のJC-IGS技術賞を受賞

2012年12月 UP

錢高組技術研究所員による急曲線シールド工事の安定掘進を可能とする袋体を用いた裏込め充填技術「Eバッグ工法」の技術論文が、国際ジオシンセティックス学会日本支部の2012年度JC-IGS技術賞を受賞しました。
この賞は、国際ジオシンセティックス学会日本支部がジオシンセティックス工学の進展に顕著な貢献をした論文,技術報文に対してJC-IGS論文賞、JC-IGS論文奨励賞、JC-IGS技術賞、JC-IGS技術奨励賞の4賞を授与しているものです。
2012年11月28日にジオシンセティックスシンポジウムにおいて行われた表彰式で、開発を担当した3名が受賞しました。

論 文 名:「Eバッグ工法の開発と実用化」
(ジオシンセティックス情報誌 2011年11月号)
執 筆 者: 齋藤 優、森 正嗣、竹中計行
(錢高組技術研究所)

JC-IGS賞表彰式(2012年11月28日)

JC-IGS賞表彰式(2012年11月28日)

Eバッグ(イーバッグ)工法の概要

Eバッグ(イーバッグ)工法は、セグメントに貼り付けた膨張性のある袋体リング(Eバッグ:Expansion Bag)に裏込材を注入してセグメントと地山を固定し、シールドの推進力を確実に地山に伝えるとともに、テールパッキンからの裏込注入材や地下水の流入を遮断する安定したシールド掘進を可能とする工法です。
この袋体リングは、どのようなセグメントにも貼付が可能で、急曲線部でのトラブル回避や地盤条件の急変など「いつでもどこでも」容易に対応できます。

 施工実績:
  ①福岡市比恵9号幹線築造工事
  ②広島市八幡地区下水道21-8号工事
  ③他社実績15件

Eバッグ工法イメージ

Eバッグ充填状況