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地下鉄工事で「夏休み親子現場見学会」を開催 -大阪中之島新線工事-

2007年08月 UP

玉江橋(大阪市北区中之島)~天満橋(大阪市中央区天満橋京町)間の中之島新線工事は、駅部、路線部のトンネル工事が2008年度の開業に向けて最盛期を迎えています。
7月30日に大阪建設業協会広報委員会主催で「夏休み親子現場見学会」が開かれ、19組の親子を含む60人の方に当社施工工区を見学していただきました。

■現場見学会
見学会は、中之島インフォメーションセンターでシールド工事のビデオを使った中之島新線の概要説明の後、駅部の工事状況、路線部のシールド坑内を見学していただきました。
参加した子供たちは、普段は囲いの外側からしか見たことのない工事現場を体感し、地上からは想像もつかなかった地下鉄工事のスケールの大きさに驚いた様子で、夏休みの思い出にと記念写真をたくさん撮っていました。
質疑応答では、新線への車両乗り入れの切り替えに関するものなど、本格的な質問もあり、説明者側を驚かせる一幕もありました。

写真:建設通信新聞社提供

写真:建設通信新聞社提供

工区全景

工区全景

概要

工事名 中之島新線建設工事のうち土木工事(第2工区)
施工場所 大阪市北区中之島
発注者 中之島高速鉄道株式会社
施工者 錢高組・三井住友建設・淺沼組共同企業体
工期 2003年3月3日~2009年3月25日
概要 施工延長:536m
トンネル(シールド)延長:291m(往復)
仕上げ内径:6.2m

■施工
中之島新線工事は、京阪本線の大阪中心部への乗り入れ地下鉄工事です。 錢高組は、玉江駅渡り線部(開削工法)及び渡辺橋駅までのトンネル(シールド工法)の土木工事を担当しています。施工場所の周辺には、国立国際美術館、大阪市立科学館(いずれも当社施工)があり、人の往来、車の交通量が多い場所です。中之島新線工事全工区が周辺環境に配慮してエコ・フレンドリーな黒と緑を基調とした環境整備に取り組み、当工区では現場と並行して流れる堂島川沿いに、遊歩道を設置して市民の方に利用していただいています。
また、開削区間の山留工事では、環境負荷低減型ソイルセメント連続壁工法(ECO-MW工法)を採用して産業廃棄物(汚泥)の低減を行っています。

インフォメーションセンター

遊歩道

シールドマシン