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関西圏で初めて「ライナープレートのSEW工法」を施工 紀ノ川シールド工事で現場見学会を開催

2004年10月 UP

当社は、「紀ノ川中流流域下水道工事(那賀処理区)幹線管渠(シールド)工事(宮~岡田工区)」(施工:錢高・真柄・小池特定建設工事共同企業体)において関西圏初となるライナープレートタイプのシールド直接発進到達工法(SEW工法)を施工しました。

当工事では、中間立坑3箇所と到達立坑1箇所の計4箇所の立坑でライナープレートタイプを採用しました。既に中間立坑2箇所の施工は完了しておりますが、今回の到達立坑での施工に合わせて、現場見学会を開催しました。発注者(和歌山県)を始め官庁関係、コンサルタントなど多くの方々に参加していただき好評をいただきました。

ライナープレートタイプのSEWは、従来のライナープレートと同様の施工方法と施工時間で終了でき、1日2リングのFFU部材設置が可能で施工精度も良好な結果を得ました。
SEW工法とは、立坑に組み込んだFFU部材をシールド機が直接切削して発進・到達する工法です。

概要

工事名 紀ノ川中流流域下水道(那賀処理区)幹線管渠(シールド)工事
発注者 和歌山県
工事場所 和歌山県那賀郡岩出町 宮~岡田 地内
工期 平成15年10月1日~平成18年3月18日
施工 錢高・真柄・小池特定建設工事共同企業体
主要工事 工事延長:1,522.06m 仕上り内径1,350mm
シールド一次覆工(スチールセグメント):1,511.73m 掘削外径2,130mm
シールド二次覆工:1,511.23m 仕上り内径1,350mm
立坑築造工:
 発進立坑 鋼矢板1箇所
 中間立坑 ライナープレート3箇所
 到達立坑 ライナープレート1箇所

今後の展開

錢高組では、今後ライナープレートでのSEW工法の実績を広げ、多様化するシールド工事に対応できるよう同工法の幅をさらに広げていく所存です。