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「ソフトコアリング」が第4回国土技術開発賞を受賞

2002年07月 UP

当社が前田建設工業、日本国土開発と共同で開発しました、小径コアによる構造体コンクリート強度調査法「ソフトコアリング」が、第4回国土技術開発賞を受賞しました。

■国土技術開発賞の概要
本表彰事業は、平成10年度に《財団法人国土技術研究センター》が「建設技術開発賞」と称して創設(平成11年度より表彰を開始)した事業で、その後、平成13年1月の国土交通省発足を機に、「国土技術開発賞」と改名するとともに、《財団法人沿岸開発技術研究センター》との共催で行われているものです。

住宅・社会資本に係わる、計画・設計手法、施工方法、維持管理手法、材料、機械などの広範に亘る技術で、概ね過去5年以内に技術開発され、かつ過去3年間以内に実用に供された新技術が、受賞の対象となっています。

今回の「第4回国土技術開発賞」には46件の新技術の応募があり、『ソフトコアリング』は14件(最優秀賞1件、優秀賞3件、入賞10件)の表彰技術の一つに選ばれました。

「ソフトコアリング」の技術概要は、 こちら をご覧下さい。

■評価のポイント
審査委員会において、今回の受賞技術はそのいずれもが、

1. 建設コストの縮減
2. 環境との調和
3. リサイクルの推進
4. 既存ストックの適切な維持
5. 信頼性・安心の確保

など、建設産業に寄せられる課題に応えようとするもので、独創性、汎用性、効果の点で高い評価を得たとされています。

■今後の展開
本技術は、各種コンクリート構造物の耐震補強工事、劣化診断調査など、すでに200件以上の実績があります。

錢高組では、今回の受賞を励みとし、本技術の一層の充実と普及に努めてまいります。